2010年12月8日水曜日

義母(ハハ)、怒る

フリオの仕事は、朝早く出かけて夕方頃帰ってくるので、昼にしか出来ない用事は、時々お義母さんに頼みます。
つい先日も銀行での用事をお願いしたところ、イライラしながら帰ってきました。

なんでも長蛇の列だったらしく、待っている間に日頃のうっぷんというか不満というかがむくむくと湧きはじめ、帰ってきて早々、寝ているお義兄さんを叩き起こし、
「あんたっ!私が死んだら、どうやって生きていくつもりなのさっ!」
と怒り始めました。

うーんー・・・わからんでもないのです。
このお義兄さん、40歳近くになるのに、まともに働かない。
「給料が悪い」「朝早い」「家から遠い」いろいろ文句を言っては、職探しもしない。
友達が運営しているジムに毎日通い、ときどき手伝ってはお小遣いをもらっている程度。
だから家にお金も入れず、ご飯もガスも電気代も、お義母さんにお世話になっているという・・・。
もし私の息子がこうなら、腹が立って心配になって、怒鳴りたくもなるというもの。

でもお義母さんも、タイミングがよくなかったんじゃなかったかなと思うのです。
寝起きのお義兄さんは機嫌が悪く、
「うっせー!死んだら関係ないだろ!死んだ後のことまで心配すんな!」
と逆ギレ。
ア・・・ウン・・・マ、ソダネー(笑)


以降は、ちょっと個人的な事情と愚痴を含むので隠しますね。
続きからドウゾー。





実は私もこのお義兄さん、ちょっと・・・いや、だいぶ苦手なのです;

私たちはおばあちゃん、お義母さん、お義兄さんと同居をしているのですが、3番目の弟は朝昼晩と食べにくるし、大学生の4番目・末の弟も、週末と大型休暇の間は帰ってきます。

大家族なので、私たちだけは朝・晩・週末は自分たちで用意するため、私たちだけの食材や生活用品(消耗品)もいくつかあります。
棚を別にしてあるんですが・・・言い方は悪いんですけど・・・お義兄さんがしょっちゅう盗んでいくのです;

まぁ同居しているわけだし、お互い様だよね、と最初は思っていたものの、
買ってきたハムが、気づいたら半分とか、
牛乳が空っぽとか、
置いておいた洗濯洗剤1Lが、気づいたら100mlもないとか、
ちゃんと言ってあるのに・・・ねー・・・だんだん堪忍袋の緒も切れてくるというもの。
ばあちゃん達は大量買いしてくるし、自分たちの棚に置いてあるので、少しずつ盗っていくのは、いつもお義兄さん。

人数分買っておいたお肉まで盗られ、「俺じゃない」と堂々。
いや、1人分だけなんて、ばあちゃんもお義母さんも使わないし・・・。
弟たちは全っっく料理はしない上、時間帯的に使ったのはお義兄さんなのは明らかなのに、「証拠はあるのか!」と詰め寄ってくる始末。
そんなことが何回かあり、温厚なフリオもついにキレて、大黒柱のばあちゃんに「もう何とか言ってくれよ!」とお願いしました。

ところがばあちゃんは「だったら私が払うから」とかばいはじめ、もうお世話になっているばあちゃんにそこまで言われたら、私たちも何も言えないわけです。

正直何が嫌って、私は40歳にもなるハゲのオッサンの世話なんぞしたくないわけです。
何か目指すところがあって、とか、頑張っているけど上手くいかなくて、ならまだサポートのしようもありますが、ただ世話してもらう、しかもそれを当たり前と思っている節が、どうも納得いかないのです。

実は私がメキシコに来る前、オンラインでフリオと話しているさい、お義兄さんから「カンクーンで一緒に暮らそう」と言われたことがあります。
話半分で笑って聞いていたのですが、フリオからは大真面目に「やめておけ」と言われました。

後からよくよく聞けば、お義兄さんは結構本気で、私たちが家賃も食費も払えると思ったらしく、それに乗っかるつもりだったようです。
いや、私妊婦だったんですけど・・・海外出産控えてたんですけど・・・。

それに常に喧嘩腰で食ってかかってくるので、最初は「こういう言い方なんだな」と流せていたんですが、妊婦・出産・子育てと疲れているところに、毎回つっかかられると、疲労は倍増。
お義母さんですら追い出したがっているのに、私の手には余ります。

子供に対する考え方も、どうしても許せない部分があり(個人的な事情を含むので伏せますが)、どうしてそんなに無責任でいられるんだろう、と。

まぁ愚痴なんて言い出したらキリがないんですけどね・・・ハァ。
私たちは来年には日本に帰るわけですが、順番的にばあちゃん・お義母さんの次は、世話するのは私たちかもな、と想像すると、気が重いです。


ちなみに。
つい先日、私がノートPCをリビングに置き忘れたところ、「ちゃんとしまっておけ」と言われました。
お義兄さんが売っぱらう可能性があるから、と。
「もうないと思うけどね。昔、何回か俺のウォークマンとか電化製品を売られたことがあったんだ」
「なんでわかったの?」
「親戚のおじさんが、売るのを見たんだ。でも『俺じゃない』って言い張られて終わった」



ハァ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(重)

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