2011年7月30日土曜日

強すぎるメキシコ遺伝子

久々にパソコンを開いたので、さっそくブログの更新であります。

仕事のかけもちは大して辛くはないのですが、プラス家事とベベの世話がキツイ毎日です。
せめてビール缶は床に散らかさないで!
服もちゃんと洗濯カゴに入れて!
食器をデスク下に置きっぱなしにしないで!
って、難しくないだろうがよ、オイ(般若の顔で)

その3点だけでも守ってもらえたら、どれだけ日々が楽になることか・・・。
独身ならいいですが、ベベも散らかすのにあんたも散らかしてどうすんの!
と思っていたら、フリオが
「お前が鬼の顔してオレに迫ってくる夢を見た」
と言い出しました。
悪魔のような天使の笑顔(byマッチ)でオネガイしないといけないですNE☆


たいてい、仕事が終わって家に帰ると、軽く家事を片付けてご飯を作ってあげた後、さくらを近所のショッピングモールにあるキッズルームに連れて行くのですが、時間が遅いせいか、たいてい1、2人しか子どもはいません。

さくらは全然人見知りをしないので、子どもが遊んでると、まるで昔からの友達かのように、普通に一緒に遊ぼうとします。
でも、たいてい無視されます。

日本に帰ってきて何が辛いって、これを毎回見るのが辛いです。
キッズルームや児童館へ行って、子どもがたくさんいても、みんな自分1人か、お母さんとしか遊びません。
みんなバラバラで、みんなひとり。

メキシコで、年代関係なく子ども全員でしっちゃかめっちゃかに遊んでいるのを見てきた私としては、なんだか異様な光景です。
私自身も、小さい頃は近所のお兄ちゃんやお姉ちゃん、小さい子たちと遊んできたので、すごく変な感じがします。

それ以上に心が痛むのは、ときどき、さくらが赤ちゃんのお母さんからも無視されること。
本当に、たまーにですが、お母さんと子どもが遊んでいるところへハイハイしていくと、まるでさくらは存在しないかのように扱われます。
こちらが邪魔しないようにするべきかもしれないけれど、でも私はむしろ「一緒に遊ぼうか」か、最低でも「こんにちは」ぐらいは声をかける方なので、自分の子だけにニコニコ笑いかけながら無視される状況は、なんだか怖いです。

赤ちゃん・お母さん全部一緒くたで世話をするメキシコ式育児を最初に見てしまった私としては、日本の完全核家族方式は、逆カルチャーショックであります。

前は「ほんとウルサイ子・・・」ってボソッと言われたし。
まぁほんとさくらはウルサくて元気あり余ってるんですが(苦笑)
や、むしろ日本の子が大人しすぎるんだ!
どうやったらあんなに静かにさせられるんですか。教育ですか。遺伝子ですか。
フリオはセサとずっと離れて暮らしていますが、2人の趣味は激似、セサは4歳児にしてチ●コの絵を描いていたので、フリオは「環境なんて関係ない!遺伝子だ!」と力説していましたけど。
だとしたら、メキシコの遺伝子は強すぎるわー。

前なんて、寝ながら突然ギャン泣きされ、「きらきらぼし」の歌で寝かしつけた後、寝ながら大爆笑していたし。
どんだけせわしないんだ!
寝てるときぐらい安らかにしてたらいいのに・・・!

ショッピングモールのビッグカートがお気に入り。
ちなみに対象年齢・2歳児~になっていますが、ぴったりフィットです。
キッズルームは夜9時半まで開いています。大助かり。

日本の海・伊良湖岬にて。
砂と遊べて大興奮でしたが、後始末は・・・大変でした。
この海の話は別の機会に。

でも逆に、メキシコ人の子の押しの強さに困る日系メキシコ人の子も。
メキシコ・プエブラ州在住のHIROKOさんのこの記事を読んでいると、さくらとは全く間逆のようで・・・。
登園拒否リ・リ・リとMEXICO
さくらも上手く日本の子どもたちに馴染んでくれるとよいのですが。
さくらは子どもが大好きなので、できれば早く保育園に行かせて、友達と一緒に楽しく遊んでくれるといいです。

2011年7月19日火曜日

日本への道⑥スパルタ☆メキシコシティ滞在は始まったばかり

ゲイくん宅のルームメイトさん。

「ご親戚の方、国家アメリカに暗殺されませんでした?」
と思わず聞いてしまいました。
笑って流してくれる、ナイス・ゲイでした^^

カンクン旅行はあっという間。3日目には、もうメキシコシティへ移動です。
部屋を貸してくれたゲイ君は、仕事があったためほとんど会うことはありませんでしたが、とってもよい再会でした。
出発の朝は、「また来てね」「日本に来たら、絶対遊びに来てね!」とハグ。
本当にお世話になりました。


2011年7月17日日曜日

メキシコ人in日本生活、2ヶ月目。

またしてもコメントへのお返事が遅れてすみません;1ヶ月も放置!本当に申し訳ないです。さきほどお返事させていただきました!
私のパート探しもようやく落ち着いてきたので、これからはもう少しブログが書けたらいいな・・・と思いつつ;

日本生活1~2ヶ月半目。
メキシコ人・フリオの職探しは難航しています。

仕事はないわけではありません。
東北・関東エリアであれば、放射能の影響で英語の先生の仕事は入れ食い状態です。
ただ、夏休み・冬休みは給料が半額になること、放射能のこと・引越しのことを考えると、もう少し時間をかけて、なんとか地元名古屋で仕事を探してみようということになりました。

また、日本語ができれば、パートの仕事は予想以上にありました。
仕事を見つけること自体は運もあるので、まだまだ時間をかけていこうかなと考えています。
9月から国際センター主催の無料の日本語教室(月~金、各レッスン1時間半)が始まるので、それまで自分で日本語を勉強中です。

ただ、本人は起業する気マンマンなんですが、どうなんでしょうか・・・。
メキシコですでにコネを作りつつあるんですが・・・そんなに簡単じゃなくね?

一方、私のパートの仕事はいくらでもあります。
月収14~20万の仕事なんてごろごろしてますが、いかんせん、さくらがまだオチチなので、フルタイムで働けないのが辛いです。
保育園を考えましたが、地元役場に相談に行ったところ、
「フルタイムで働いている証明がないと、保育園には入れないので・・・」
「え、でも保育園入れないと働けないですよね?その間はどうするんですか?」
「はぁ・・・でも先に働いてもらわないと、受付できないです」
逆じゃね?

仕方ないので、パートを2つ掛け持ちしています。
1つはカフェ。
ただ、近所のレストランが短時間でもうすこし給料がよかったので、こちらは辞めるかもしれません。
もう1つは週末のみ、クレジットカードの受付。
長時間ですが、昼休みの間にダッシュで家に帰ってきてオチチをあげて、また職場に戻ります。
これで月8万ほど。
家賃1万+生活費・リボ返済を考えると、プラスマイナスゼロ、といったところでしょうか。

キツい仕事だと、家事とさくらの世話ができなくなるので、このあたりで落ち着きそうです。

日本でのことももっと書きたいんですけど!
先に旅行記から終わらせますね。↓
2ヶ月前のことをまだ書いているというふしぎ(笑)

日本への道⑤カンクン@遺跡と絶壁と海

 さくらマーン!
カンクンのバスは、どうしてあんなに寒いのか・・・。
クーラー効きすぎであります!

2日目は、「遺跡に行きたい」というフリオのリクエストにこたえて、Tulum遺跡へ行くことに。
本当は有名なマヤ遺跡・チェチェンイツァに行きたかったんですが、カンクンからバスで片道4時間ぐらいかかるというので、まぁさすがに赤子連れでは無理だよね・・・で、一番近いTulum遺跡にしました。