2014年1月25日土曜日

保育園が決まりました

つい2、3日前に市の子育て支援課から電話があり、4月から最寄りの保育園の入園が決まったそうです。やた!

保育園入園の決定通知は2月中旬と聞いていたので、電話があってびっくり。
「加配枠(障害児枠)のお子さんたちだけ、先にお知らせしています」とのことでした。


それと前後して、療育先で娘の2回目の発達検査もありました。

初めて受けた時とは違って、ちゃんと座ってテストを受けることができたし、わからないところや難しいのができると、ちらっちらっと、検査室の後ろの席で見守る私の方を見ることもできて、すっごく成長したなぁ・・・と感激・・・。
早く障害に気づいてよかった。療育続けてきてよかった。

結果は2月にまた面談して受け取ることになりましたが、言語聴覚士の先生も「すごくよくできるようになったね〜」とニッコニコvv
専門の先生に会えるのは月に1回だけなので、年末旅行のさいの出来事を相談しました。
すると先生は笑って、「ああ、それは普通です。成長している証拠ですよ」と。

「たぶん今まで、娘ちゃんにとっての外の世界はボンヤリしていて、本人も何がなんだかよくわからなかったんだと思うんですよね。わかるようになってきた分、不安とか怖いとか、感じられるようになってきたんだと思います」
「でもこんな状態で将来、旅行に行けますか?」
「大丈夫、行けますよ!ただ、旅行に行くなら、最初から日程表を作って見せておかないといけないですね。本人は見通しがたたなくて、いつ家に帰れるかわからなくてパニックになるので、行き先の写真を日程順に用意して十分説明したり、荷物を持たせたりして、予行練習する必要はあります」
「保育園行かれるなら、それも同じです。今から近くを通るようにしたり、保育園の写真を見せたり、心の準備をするようにしてくださいね」


だから早めに連絡あったのかなー。
ちなみに保育園は徒歩圏内なので歩いて連れて行こうかと思ってましたが、案の定、道順のこだわりでアウトヽ(´o`;
本人ギャン泣きで、「タスケテー‼︎‼︎タスケテー‼︎‼︎」を連呼しながら半狂乱という・・・。
うーんー・・・とりあえず、送迎は車で、だな・・・(挫折早め)

2014年1月18日土曜日

だから素人は手を出すなと

かなり前ですが、スペインでおばあさんがフレスコ画を修復しようとしてひどい絵になり話題になりましたね。

ご存じないかたのために、リンク。

簡単に言うと、
これを修復しようとした80代のおばあさん、

「私が描き直してあげる!」

で、
こうなって、


これがネットに出回った結果、
こんなのとか


こんなの、

その他もろもろ・・・


ネットって恐ろしいですね!
情報はすぐに広がって、勝手にもてあそばれるんですから!






ってことを、この先生は言いたかったと思うんです。
「小学5年生の生徒たちに、インターネットの安全性について教えています。
どれくらいの速さで、たくさんの人たちに写真を見てもらえるのでしょうか。
これを読んだら、「いいね!」をクリックしてくださいねv(スマイル)」


結果、



2014年1月17日金曜日

自閉症・知的障害とバイリンガル①はじめに

娘の自閉症が発覚したのが、2013年5月末。彼女が2歳9か月の時でした。
その時の発語は全くなし。意味のない音を羅列するだけで、コミュニケーションは全くとれず。

今、3歳5か月になろうとしていて、療育の甲斐もあってか、少しずつ発語は増えています。
自閉症がわかってから、私たちが一番心配したのは、彼女は果たしてこの先、バイリンガルになれるのか?ということ。

お医者さんは、「バイリンガルになれますよ。だから家庭で使われている言葉を一番大事にしてください。英語で話してるなら、英語で話しかければ大丈夫」

言語聴覚士・臨床心理の先生たちは、「自閉症・知的障害の人たちは、たくさんの言葉を同時には覚えられない。犬を「わんわん」と教えてしまうと、もう「わんわん」と名付けてしまって、同時に「犬」である、ということを教えるのが難しい。だから日本語だけを教えてください」

周りの人たちは「だったら夫が日本語覚えたらいいじゃん」

でも娘が日本語しか話せなかったら、夫は父親としてコミュニケーションが十分にとれず、とても悲しいと思うのです。
だから、夫が日本語を話せたとしても、それは私がさくらとスペイン語で会話しろ、と言われているようなもの。親と子の感情論、わが子と話すのに母国語でない言葉でコミュニケーションをとるのは違和感と距離感が生まれるため、できれば避けたいところです。

自閉症とバイリンガルについて調べると、海外で自閉症+バイリンガル教育に悩むお母さん方のブログはいろいろ出てくるのですが、在日本の方のブログはなかなか見つからず・・・。
(もっと調べればあるかもしれませんが、いかんせん時間がなー)

英語サイトならたくさんあるようで、どれもほぼ一致で「自閉症はバイリンガルになりうる」「家庭の言葉で育てるのがベスト」と出ています。

自閉症、知的障害、アスペルガー、LD(学習障害)、エトセトラ・・・。
どれも自閉症「スペクトラム」と呼ばれる連続性の中にある障害で、どの子の障害も千差万別。
ひとくくりにはできませんが、わが子がスペクトラムと診断され、今後父と母の言語の違いに悩むご両親がみえたら、その方たちの何かの参考になればいいなと思い、さくらの言語の成長の記録や、いくつか論文を翻訳することにしました。

娘は、今年の4月から社会生活の第一歩として保育園が始まります。
今でもうちのスクールで問題を起こしまくってるので、先が思いやられますが・・・。
娘が幸せに、そしていつか私たちが亡くなった後も、自分で生活していけるようになってくれたら嬉しく思います。

2014年1月12日日曜日

その味覚過敏の活用方法


昼食・夕食スケジュールと買い出し食材の一覧、前は1週間ごとに書いてましたが、今年からは月間で計画・週末に買い出しすることにしました。献立考えるのが面倒でねぇ・・・(--;)

食事について一番困るのが、夫の味覚過敏です。

日本に来たころ、最初に出た食事のクレームが「塩」。
「ペッペッ。何これー!塩じゃないよ!化学物質くさい!」
アジシオが嫌だったみたいです。
今まで気にしたことなかったけれど、確かにアジシオは塩じゃなくて、ただの塩化ナトリウムなんですね。知らなかった。以降はメキシコ産の塩に切り替えました。別に安いのでいいんですが。

次に「マジで?」と思ったのが、魚のフライに使った薄力粉。
「混ざりもんが多いよ!」
確かに安物買ったけど、違いなんてあるの!?
よくよく調べたら、薄力粉の袋に表示はないけれど、それぞれのブランドによって灰分(ミネラル)の入っている割合が違うらしい。

その他にも、
・ハンバーガー用に買ってきたハンバーグミートを「これ大豆が配合されてるわ。今回は食べるけど、次からはいらない」
(→確かに成分内に「大豆」の表記あり)
・アーモンドチョコが好きというので買ってきたら「前食べたのと違う」
(→明治とロッテの差)
・焼きそば作ったら気に入ってくれたので、また作ったら「ソースの味が違うから・・・」と食べない
(→前食べた時と同じソースを使ったけれど、微妙に2種類混ぜたので、配分率が違ったらしい)

等々、すごーーーーーーーく細かいので、食べられるものがめちゃ限られます。

私は逆に「吉野家も松屋も一緒じゃん」ぐらい味に鈍感なので(夫は「違う料理って言えるぐらい違うよ!!」な吉野家派)、まー、時々そのことを忘れてうっかり適当に作るんですよね(´Д`)

年始に親戚で集まったときに鍋したんですが、意外にもフリオは気に入ってくれたので、使用食材と「ちゃんこ鍋の素・ストレートタイプ」だったことだけ確認して、家でも作ってみました。

同じ材料をそろえ、素も買ってきて「スープは違うブランドのだからね」と予告して、いざ食べさせてみたら、ヤツは一口含んだのちにそっと箸を置き、
「入ってる豚肉ともやしの比率が、前食べた時と違う・・・肉はもっと少なく、もやしは倍量だったと思う」





















「は?」


「だから文句じゃないって!!事実を言っているだけで・・・」
「だったら、今からもやし足したらいいじゃん」
「後入れじゃあ、全然味変わっちゃうよ!!もう修正は無理だって」
「で?」
「・・・ごめん、コレは俺の好きな味じゃない」



はーーーーーーーーーー・・・・・
この脱力感・・・・・

「でも俺はああしてこうしてって指示はしないじゃん!!てか、なんでこんなあからさまな違いがわかんないのか、こっちがわかんないよ」

別に「わかる男」を気取るわけでなく、純粋に私が「違い」がわからないのに困惑してるだけで、本人悪気はないのはわかってるんですけど。
毎食作るのがメンドイです~~(´Д`)

この味覚過敏、○○テイスター的なものでなにか仕事に活かせたらいいのにと思うんですけど、「同じ場所に通うという行為自体が、1年が限界。無理」という人なので、多分そこで挫折するわ。なんつーか、大変な人だなー(遠い目)

2014年1月5日日曜日

あけましておめでとうございます(^^)〜予想外の年末旅行記

うわっ、気づいたら2ヶ月も更新してなかったんですね!
お久しぶりですー。
今年もどうぞよろしくお願いします(^o^)


この2ヶ月間なにをしていたかというと、ハロウィンやらサンクスギビングやらクリスマスやらで、イベントが多くて忙しかったです;
1年目だとすべてゼロから用意しなければいけないので、出費もかさむし、準備も多いし、かけもちのコールセンターの仕事がなければまだ時間もあったんですが...来年はもう少し楽になるかなー(ー ー;)

今年はギリギリまでスクールを開けてましたが、年末になると帰省で来れない生徒さんも何人かいたので、来年はクリスマスから冬休みに入る予定。
2週間休みかー…そこまでスクールがもってくれたらいいけどな!「クリスマスに働くなんてありえん」という夫の望みは叶うのかどうか(o_0)


年末には、まだ負債持ちではありますが、4月には完済できそうなので、引きこもりがちな夫のために1泊2日の温泉旅行へ。

散々迷った挙句、初めての列車旅行で妻籠まで。
車で近くまで何度か来たことはあったのですが、「列車」旅行なのがポイントなんだぜ!




慣れない電車に大喜びvv

だったのもつかの間。
すぐに飽きる2人。

そのうち車内をうろうろ・・・。
「ちゃんと座って!」


バスにも乗って、目的地到着。

初ミトンに戸惑う息子。
「おれの ての いろが ちがうんじゃけども…」


古い街並みをお散歩。
水車やせせらぎに癒されつつ。

キッズは大はしゃぎで、パパ疲労。

落ち着かない…。

そしてホテル木曽路へ。

洋室しか空いてなかったので、ベッドのマットレスを床におろして直置きしました(どんな客)
(もちろん帰りには戻しましたよー)

キッズ大はしゃぎ、その2。


温泉自慢のホテルでしたが、入りに行く元気もなく、室内のお風呂でまったり。
テレビ見て休んで、夕食バイキングへ。

この夕食バイキングがすごかった!
カニ・ステーキ・寿司食べ放題!
寿司は明らかに作り置きで冷えていましたが;、ステーキが!
めちゃ美味しい〜‼︎‼︎‼︎‼︎
日本の肉には不満だらけの夫も「マジうまいー‼︎」
と大満足でした。よかったvv
ほんとね、ちょっと奮発していい肉買ったりホテルレストラン行ったりしても、毎回毎回不満だらけなので、来た甲斐がありました=3


ただ、ここで問題が……。


息子は疲れてしまって、レストランに入るなりすぐ寝てしまったのですが、娘が落ち着きなくウロウロウロウロウロウロ……。
たいていの子はテーブル近くでウロついてくれるのでまだマシなのですが、さくらは他のテーブルに行って他人の料理を散らかそうとする、ホテルの置物を掴んで放り投げようとする、グラス置き場にクラッシュしそうな勢いで突っ込んでいき、グラスをぶちまけようとする…等々。

好きな食べ物を一緒に取りにいこうとしても、嫌がる。
夫にとってきてもらって、なんとかテーブルにつかせて食べさせようとするも、嫌がる。

昼食は軽く食べただけだったので、お腹はすいてるはずなのに、ひとくちも食べようとしません。
ケーキやアイスすら拒否。
ジュースを軽く口に含んだだけ。

体調悪いのかな?落ち着かない?
と思い、早々に食事は切り上げ(バイキングなのにお腹いっぱい食べられないとか…!歯ぎしり!)、部屋に戻ると、娘はなんだかぐったり遠い目。
テレビをボーッと見ながら寝てしまいました。

翌朝の朝食バイキングも同じで、全く食事を受け付けず、ただひたすらウロウロウロウロ……。
手を引いて部屋に帰りたがったので、こちらもパパッと朝食を済ませて部屋に戻り(バイキングなのに…!)、扉を開けたとたん、
「ぎゃぁぁぁぁあぁぁぁあああああ…………!!!!!!!!いや!いや!いやぁぁぁぁああ‼︎‼︎‼︎‼︎」
絶叫。
涙を流して私にしがみつき、離れようとしません。

「いつもと違う場所なのがストレスなのかも」

自閉症の特徴のひとつに、変化を極端に嫌ったり、新しい場所を怖がるというものがありますが、娘はそんなことは今まで全然なくて、ときどき外食したり週末ドライブに出かけたり。
毎回きゃっきゃと喜んでいて、だから今回もたくさん食べられるし、楽しんでくれるかな?と期待していただけに、この反応は全く予想外でした。

チェックアウトにはずいぶん早かったのですが、私がなだめてる間に夫に荷造りしてもらい、すぐにホテルを後にして、観光もキャンセルして帰ることに。

帰り路、娘はぼーっとしていて、ほぼ無反応なまま、だっことおんぶで離れず。
長久手の観覧車が見えたあたりからちょっとずつ元気を取り戻し、買っておいたジュースをようやく飲んでくれました。
ただ食べ物は相変わらず受け付けず、結局24時間以上、家に帰るまで一切なにも食べてくれませんでした。

「いや、でも本当に体調悪かっただけかもよ。なんでも結論を急ぐのはよくない」
帰りの電車の中で夫は慎重に言っていましたが、後日、親戚との新年の集まりでも、飲まず食わずでひたすらウロついていた娘。

療育に通い始めてずいぶん成長したなと思うところもあれば、最近自閉症の特徴が目立ち始めてるところもあって(昔は道順のこだわりはなかったのに、最近こだわる。いつも通る道・自分が決めた道順以外は通れない。無理強いすると発狂)、また近々児童精神科の診察を受けないとと思いつつ。

こりゃ、泊まりの旅行はしばらく無理かなぁ。
けんじも大きくなってきたし、そろそろ家族でいろいろ旅行に行きたかったんですが。

でもおおむね楽しい旅行となりました^_^
雪も見たよ!

※てぶくろはめるたびに、戸惑う息子。「てのいろが・・・」

最初の夜、子どもたちが眠ってから、予約しておいた貸切風呂にも夫と交代で入ってきました。風呂パーティでもできるんじゃないかってぐらい大きなお風呂で、ちらつく雪の中の露天風呂はサイコーでした♪


年明けには金華山のロープウェイへ。
ありがちな観光地の写真撮影があり、お土産店で1000円で購入。

高っ!と思ったけど、家族みんなで写ってる写真はあまりないので、いい記念になりました^o^
今年もよい年となりますように!