2016年1月29日金曜日

今期は「昭和元禄・落語心中」がおもしろい

映像作品を観たり本を読んだりするのは、まだまだ体力(脳力?)を使って疲れてしまうので休み休みですが、アニメや洋ドラマ(主にNetflixですが;)をチェックしています。
まだ療養中なので中途半端にヒマなんですよね。前ほど動けるわけじゃないので家事も仕事も休みながらだし、休んでる間をもて余してしまってます。

そんな中、今期でおもしろいのが「昭和元禄・落語心中」。

----あらすじ-----
刑務所を満期出所した元チンピラの与太郎は、1年前に慰問で訪れた落語家の八代目有楽亭八雲演じる「死神」を聞いて感動し、出所後そのまま八雲が出演している寄席に押しかけて弟子入りを申し出る。

ある日与太郎は八雲の独演会で舞台の袖で居眠りしてしまい、激怒した八雲に破門されてしまう。

必死に復帰を願い出る与太郎に対して八雲は「破門しない代わりに三つの約束を守ること」を彼に命じる。

三つの約束を与太郎と交わしたその夜に八雲が語る、若き日の自身・菊比古と、助六こと初太郎の青春模様と因縁、そして初太郎の最期の真相が明らかにされる。
-----(Wikipediaより編集)-----

かなり内容省略してますけど、大体こんな感じ。
大人しくて真面目な菊比古と、大雑把でおおらかな初太郎、全く正反対の二人がどんな風に落語家として成長していくのか、栄光と挫折、どうしようもない気持ちのすれ違い、そして「落語心中」というタイトルに込められた悲哀が深いです。

ちょっと芸くさいなと思ってたら、元々そっち系の作家さんだったようで。
先が気になってコミックを先読みしてしまいましたが、線が艶っぽくて素敵です。
もちろん、そういう要素抜きでもかなり楽しめます。
意外な初太郎の最期、その事件に苦しみながら、「私ゃ落語と心中するんだョ」と陰をもった菊比古こと八雲。
作風も独特で、コアなファンがつきそうです。

・・・なんかメキシコ関係ないブログになりつつありますね、うち。

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