2010年8月4日水曜日

日本人は案外英語できる方だと思う

今はメキシコに住んでいますが、年明けには日本に帰って生活するつもりなので、
フリオに少しずつ日本語を教えています。

といってもメキシコ人特有の「Hasta manana」(アスタ マニャーナ=また明日)を
毎回くり出してくるので、最近は強制的に寝る前に教えています。

その日のトピックに入る前に、ノートには必ず日付と曜日、天気を書きます。
「しちがつ、さんじゅういちにち」
「チチガツ」
「ちがいます。しちがつ」
「チチガツ」
「いいえ、ちがいます。しち
「チチ」
しち。S H I……」
「チチ、チチ vvv ^^」
「だから違うっつってんだろこのヘンタイがッッ!!!!」
「ハッピー☆ち●こ~♪♪^^」


まぁだいたいこんな感じです。(駄目ン子)

私も時間をみつけて、少しずつスペイン語を勉強していますが、
他のメキシコ人と話していて思うのは、
絶対、日本人の方が英語のボキャブラリーがあるということ。

例えば、「結婚式」なら、「ウェディングパーティー」で通じるじゃないですか。
「コップ」は「グラス」(コップですら英語だわい)、
「お皿」は「プレート」、「夕食」は「ディナー」、「卵」は「エッグ」。
大体の日本人が、英語で言われてもわかるものばかりかと。

ところが、これが、ここでは全く通じない。
ナニソレ?って感じで、全然わかってもらえません。

ちなみに、
結婚式=Boda
コップ=Taza
お皿=Placa
夕食=Cena
卵=Huevo

よくよく考えてみれば、英語文化が本格的に日本に浸透し始めたのは戦後のこと。
たった60年前ですから、英語の単語として、そのまま受け入れられているものが
多いんですよね。

ところが、スペイン語と英語は古くから文化はご近所同士で、
でも違う言語になるので、(まぁ発祥は近いといっても、)
同じものが存在していた→でも俺らの言葉ではこう呼ぶし。テキなー。

ただ、やっぱり文法は近いものがあるな、と感じます。
Why not?だって、Take a showerだって、そのままスペイン語訳すればいいだけです。
(Por que no?と、Tomar el bano)。

日本語では、Why not?なんて表現はないし、
(「なんで?」は、質問がイエスだろーがノーだろーが、「なんで?」で通じる)
シャワーは「浴びる」ものであって、「得る」(または取る)ものではありません。

なので、英語の基本ができていれば、スペイン語の文法って
そんなに難しくないんじゃないかなぁと。
問題は、ボキャブラリーだけで。

もともとはフランス語と同じラテン語から派生しているので、
名詞・形容詞に男性形・女性形があるし、
主語によって動詞が変化するとか、ちょっ、言葉多すぎませんか。

私が「行く」場合は、Voy。
あなたが「行く」場合は、Va。
私たちが「行く」場合は、Vamos。
彼が「行く」場合も、あなたたちが「行く」場合も、全部言葉は違います。

んでもって原形は「ir」。

もう「行く」だけでいいじゃん!!!!!

とは言っても、日本語はひらがな・カタカナ・漢字が存在するわけで、
日本語の読み書きは、外国人にとってかなり厄介です。
「読み仮名つけるくらいなら、最初から書き言葉はひとつでいいじゃん!」
確かに;

ちなみに、カナダでチェコ人と住んでいたときは、
「チェコ語が一番難しい」と、胸張ってました。
なんでかはもう忘れたけどな!!!!
(チェコ人のトラウマ)(チェコは絶対行かない一生行かない)

ヒー; なんかつらつら書いてたら長くなっちゃったよ!
ということで、今日はここまでー。
明日は旅の事後談などを。

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