本当はもっとメキシコのことを紹介したいのですが、
私の古いPCでは、新式のSDカードのフォーマットを読み込むことができないため、
彼のPCを借りないと写真を取り込めないんですよね;
容量の大きいカードに取り替えたはいいものの、結構不便だ・・・。
なので、貼れるものといったらYouTubeぐらいしか。
Celebration of Light in Vancouver 2010 : team USA
Celebration of Light in Vancouver 2010 : team Spain
いまごろ、バンクーバーは花火大会(Celebration of light)の季節ですね。
今年はアメリカ、スペイン、メキシコ、中国だとか。
花火といえば日本、と胸を張って言いたいところですが、
私個人としては、このバンクーバーの花火大会の方が好きだったりします。
広い広い空の下、ビーチで寝転がりながら、かなり間近で見られて壮大ですし、
音楽や演出がかなり凝ってるんですよね。
夏にバンクーバーへ行く予定があるなら、
ぜひこの時期に行かれることをオススメします!
野外映画もあるでよー。
あれ、気づいたらバンクーバーな話題になってしまった;
ということで、今回がバンクーバー編最後どす。
映画を観終わり、ふぅ~やれやれ、楽しかったぜぃ!来てよかったぜぃ!
と、意気揚々とロブソン通りを帰る私たち。
映画代まで奢ってもらい、もうメキシコ人の全力で歓迎する姿勢には、
遠慮と謙虚で出来ている日本人にとっては、10歩ぐらい下がって
むしろごめんなさいな気持ちになります(なんだそりゃ)
ラファエロだって夜23時から仕事だし、そろそろ家帰って寝るかな、
と思いきや、「ちょっと飲まない?」という話になり、
てっきり家飲みだと思った私、「いいね!」にこやかに賛成いたしました。
いたしましたところ、
BarへGo☆でした。
や、もう本当にお気遣いなくー!!!!!
放置してくださって結構ですからー!!!!
いっそ、ぶぶ漬け食ってお暇いたしますからー!!!!
(※「ぶぶ漬けいかがどすか?」=帰宅をうながす京言葉)
でもこの先、何度ラファエル一家と会えるかわかりません。
これからメキシコへは行くものの、かなりの貧乏新婚な私たち。
ラファエロの実家のあるメキシコシティも、出産後では会いに行けるかどうか・・・。
少しだけ、少しだけ・・・と思いながら、ディナーを一緒にすることにしました。
ガリももちろん一緒だったのですが、このとき、彼女はインドカレーをオーダー。
「全部食べられるか?大丈夫か?」
と、何度もラファエロが確認したにも関わらず、頑として譲らない彼女。
結局オーダーしたものの、半分以上残すことに。
「だから言っただろう。お父さんは何て言った?
そして、お前は何て言った?自分が選んだんだぞ?」
見ていて、あぁ、子育てって難しいなぁと感じた瞬間でした。
一応、はるか昔に、教職課程で子どもの叱り方の基礎を習ったのですが、
正解なんてないですよね。
「叱るのは簡単なんだ。でも、頭で理解させるのはすごく難しいよ」
本当に!
その後、夜9時ごろにラファエロ宅に帰宅。
シャワーを浴びさせてもらい、夜10時ごろに就寝しました。
6月22日(火)深夜2時半起床。
いよいよ、最後のフライト日です。
今日の19時ごろには、ようやくフリオと会うことができます。
長い旅の末に始まる、私たちの新生活。
そう思うと、眠気も吹き飛んできました。
深夜の仕事をしているラファエロですが、私の準備ができたところで、
いったん家まで帰ってきてくれて、8階から1階まで、またスーツケースを運んでくれました。
タクシーに荷物を積んだところで、あぁ、ラファエロたちとはもう会えないかもしれないな、
と思うと、なにひとつ恩返しができないままな気がして、悲しくて、涙ぐんでしまいました。
「大丈夫、なんとかなる。泣くことはないよ」
ラファエロとイヴォンに励まされ、ハグして別れました。
最後の最後まで、本当にお世話になった家族でした。
タクシーでバンクーバー空港に着いたのが、早朝3時半過ぎ。
朝6時半の飛行機に、なぜこれだけ早く来たのかというと、
カナダ→アメリカ間の空港だけは特別で、
アメリカの入国審査をカナダ側ですることになるからです。
なので、アメリカに着いたときは、アメリカ国内線扱いになるんですよね。
しかも、アメリカ経由の場合は、アメリカの空港で荷物を一度ピックアップし、
再度チェックインしないといけないのですが、カナダから入国すると、
荷物は最終目的地まで運んでくれます。
(航空会社によりますが、たいていは大丈夫らしい)
私はアラスカ航空からエアロメヒコ航空に乗り換えでしたが、
航空会社が提携しているため、最終目的地のチワワまで
荷物を運んでくれるとのことでした。
朝早かったためか、1番乗りでチェックインしましたが、
それでもゲートに着くまでに1時間半かかりました;
こりゃ昼便だったら、相当時間がかかりそうです。
恐るべし、アメリカ入国審査。
閑散としたバンクーバー空港の中、時間がくるのを待ちます。
もうしばらくは、ここに来ることもないでしょう。
でもいつか必ず、フリオと一緒に戻ってきたい場所です。
やっぱりバンクーバーは、私にとって特別な街です。
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