2015年8月29日土曜日

夏のマンガ読書感想文

最近やたらとマンガを読んでいます。

数年前からレンタルショップでもコミックがレンタルできるようになり、うちの近所だと1冊約50円、半額日なら20~30円で借りることができます。

もともと趣味は映画なんですが、子どもがいるとガッツリ2時間も自由時間なんてないんですよね。
15~20分ぐらいで細切れに楽しめるもの、Youtubeのバラエティーを見ることもあるけれど、だんだんマンネリに・・・。

読書だと集中しちゃうので、サクッと読めるマンガがちょうどいい感じです。

本当にたくさん読みはじめてて、「どれ読んだっけ?」と混乱することもよくあるので、メモも兼ねてわたくし的マンガ読書感想文でも。
ゆっくりしてってね!


最近のヒットはやっぱりコレ。
監獄学園(プリズン・スクール)
連載中(週刊ヤングマガジン)
共学化したばかりの元女子高・私立八光学園に入学したものの、女子風呂を覗いた罪で裏生徒会により懲罰棟(通称・プリズン)に投獄された男子生徒5人の学園生活を描く、ハイスクールコメディ。(Wikipediaより)

最初はアニメで知って、「ただのドタバタ・エロコメディでしょ」と流し見してたのが、なぜか目が離せなくなっていく不思議。

キャラがみんな個性的で、お互いがすごく上手くすれ違い・勘違い、笑える上にドキドキハラハラ、続きが気になって仕方ありません。

我慢できずにコミックで最新刊まで一気読みしましたが、既刊18巻まで全く中だるみせず、むしろどんどんおもしろくなっていきます。

途中で大幅などんでん返しがあり、只今そちらのどんでん返しが進行中・・・。

とにかくおもしろい!青年マンガ特有のチチチラ・パンチラに抵抗なければ、絶対おすすめです!チチチラ・パンチラすら笑えるネタになる日が来ようとは・・・。ある意味、革命的とも言えるマンガです。

人気も急上昇中で、今年は実写化もされます。
ね・・・「進撃の巨人」といい、実写化したら失敗するって、なんで学ばないんだろうね・・・。
これは学園モノだから、まだマシ、なのか、な・・・。


重厚な歴史モノ&安定したおもしろさ
キングダム
連載中(週刊ヤングジャンプ)

中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す少年・信と後の始皇帝となる秦王・政の活躍を中心に、戦乱の世を描く。
単行本の累計発行部数は1900万部以上(39巻時点)。(Wikipediaより)

これもアニメから入りました。
「アメトーク」で「キングダム芸人」が放送されたあと、一般人の間でも爆発的な人気が出た(と言われている)キングダム。

実はわりとスロースターターなマンガで、前半展開が少しゆっくりです。
途中、テンポよく進んだかと思えば、回想シーンとか「国、とは!」みたいな語りが長くなったりとか、中だるみがない、とは言えなくはない・・・(モゴモゴ)

ただ、後々それらの場面は生きてくるので、その分重厚な物語にもなっています。

次々と登場する勇猛な戦国武将たちや繰り広げられる戦術、政治的な謀略、そして残酷な戦争の現実。


個人的には、我が子の出生を怨み、何度も殺そうとした太后---自らの母を、最後まで見捨てることの出来なかった政(後の始皇帝)が、とても切なかったです(涙)

中国武将や歴史モノが好きな人ならハマれること間違いなし。



人生は、迷いと後悔の連続
かくかくしかじか
全5巻

ギャグマンガ作家・東村アキコさんと、ガンで亡くなられた彼女の恩師である画家・日高先生との関係を綴ったマンガです。

「ママはテンパリスト」「海月姫」等で有名なギャグマンガ作家さんなので、話は基本的にコメディタッチでは進みます。が・・・。

泣ける・・・(。´Д⊂)

「ねぇ、先生」と、ところどころ手紙調でのナレーションが入ります。
「あの時ああしてたら」「どうしてこんなことしちゃったんだろう」「また会えたら、そしたら」


想いを巡らすことはできても、時間は取り戻せない。
また会いたいと願っても、伝えたい言葉がたくさんあっても、もう、ひとつも届くことはない。

「後悔ばっかの人生語って何がおもしろいの?」という批判もありますが、しょせん人生なんて迷いと後悔ばっかりで、誰だって「あの時こうしてたら」って思いを巡らすこともあるんじゃないかなぁ。そういう部分に私は共感したんですが。

こちらは「このマンガがすごい!」で何度も話題になっていたので知りました。マンガ大賞も受賞されています。

20代で読むのもいいですが、大人になって、ふと人生を振り返るような時に読むと感想も変わってくると思います。

長くなってしまったので、続きはまた別の機会に。

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