2015年1月16日金曜日

個人的北朝鮮へのクレーム。映画「the interview」エトセトラ

少し前に起きたソニー・ピクチャーズへのハッキング事件、その原因ではないかと言われている金正恩暗殺コメディ映画「the interview」を観ました。


●あらすじ●
「スカイラーク・ショウ」というセレブ・タブロイド番組の司会をするデイブ・スカイラークと、プロデューサーのアーロン・ラパポート。
北朝鮮の金正恩が番組の大ファンであることから、金氏へのインタビューが北朝鮮で実現することになったが、CIAはデイブとアーロンに金氏の暗殺計画を持ちかける・・・

もういかにも!なアメリカおバカギャグ&お下品ギャグ満載。
おバカなデイブは北朝鮮についたとたん「コンニチワー!!!!\(^o^)/」って超笑顔だし(日本語かよっ!)、アーロンは泣く泣く金氏暗殺のための毒薬をケツの穴に隠すし、こりゃ北朝鮮に目ぇつけられても仕方ないですね(^^;

でも映画そのものは、おバカコメディでありながらもよく出来ていました。
金氏の手玉に取られたデイブが彼の闇の部分を知り、「虚構だ・・・全部、嘘っぱちだ・・・!」と崩れ落ちたり、「金氏だけが倒れたら、本当に北朝鮮はよくなるのか?」という問いかけがあったり。
茶化しながらも、政治問題もちゃんと考慮されています。

ファンの間では「ジェームズ・フランコとセス・ローゲンがひたすらいちゃついてる映画」という声もありますが、それは本当です。
ジェームズ・フランコは「スパイダーマン」のハリー役での印象しかなかったので、今回おバカな(おネエ)役で驚きました。なんでこの人って、こう、スラッシャー受けする感じなんですかね!?(偏見)ジェームズ・フランコファンは見て損なしです!

ぜひ劇場公開されてほしかったですが、ハッキング事件のこともあり、現在はアメリカ国内のインターネット公開という形をとっていますね。
アンチ・コリアな日本で公開したら、結構ヒットしただろうなぁ。



北朝鮮といえば、BBCの「Life in North Korea」というドキュメンタリーを思い出します。

停電が起きると「アメリカの野郎め!」と怒るおばあちゃんが印象的でした(笑)停電は、アメリカが北朝鮮にテロ的攻撃を仕掛けてきていると思ってるんだとか。

一般家庭を追った結構リアルな感じのドキュメンタリーでしたが、北朝鮮政府公認での取材であったこともあり、「もしかしたら北朝鮮国内の人々は、閉ざされた世界の中でそれなりに幸せなのかも」と思わせるような場面もあります。

でも「公認取材」ですからね・・・!
こちら↓の、公開処刑や闇市の様子も含まれている隠し撮りの方が現実かも。

私は父が韓国人なので、いわゆる「在日」ですが、北朝鮮や一部愛国精神の強い韓国人にはついていけません。
昔クラスにいた在日の子から「同胞よ!」って年賀状届いた時は、すごく戸惑ったもの!い、いっしょにしてほしくない・・・!!!!

でもまぁ国外の人からしたら、北朝鮮も韓国もおんなじですよNE☆


ただこのまま日韓の関係が悪くなっていったら、私の通名(日本が造った韓国人の別姓)のままの子どもと私も、姓から韓国人ってわかって差別受けるかもだし、クレイジーな北朝鮮なイメージつけられたら嫌だし、もう個人的に北朝鮮国家は大迷惑。私は私ですからー!

アレ、映画の話してたのに気づいたら個人的な話に;
いやもう、あの国どうにかならんでしょうかね・・・個人的な理由でナンですがね!

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