2015年9月18日金曜日

自営業の始め方〜国民金融公庫の融資審査に通ったよ

先の記事で書いた「ちょっといいこと」。
実は国民政策金融公庫の事業融資を受けることができましたー(^o^)パチパチ。

ダンナの新事業が予想以上に勢いがあり、このままの少量生産ではなく大量生産にうつすため、融資依頼をしてきました。

数百万単位なので、事業の融資額としてはあまり大きな額ではありません。
もう少し資金があれば融資額も高めに申請できたでしょうが、 手元の資金もあまりないため、申請できる額もそんなになく・・・あ は は。

確実に返済できる金額を、とダンナと一緒に考えた末に出した金額で満額審査を通りました。
これでしばらくはお金の心配をしなくてすむかな...
借りた大事なお金で事業を大きくせねば。

ということで、これから国民金融公庫でお金を借りて事業を始めたい!という方の参考のために、私たちがどういう手続きをしたのか書いていきます。
これも数年もすれば古い情報になるかもしれませんが、とりあえずは2015年現在の情報をば。




1−まずは地元の商工会へ相談に

何か事業を始めたい!!と思ったら、まずは地元の商工会に事業内容について相談に行ってみましょう。
最初から金融公庫に行けばいいじゃん!と思うかもしれません。
商工会の担当者が無愛想で(まずないと思いますけど)、がっかりするかもしれません。

しかし!商工会から行くには理由があります。

ひとつは、公庫の担当者に「ちゃんと事業用でお金を借りるんだぞ!」をアピールするためです。

実は「事業を始めます!」と嘘をついてお金を借りる人は少なくありません。テキトーに借りてテキトーにいくらか返して、連絡つかなくなる人もいます。
マンガ・映画の「闇金ウシジマくん」でその方法が紹介されていたので、結構知られてる詐欺方法なのかもしれません;

なんだかんだで、アイデアができてから融資を受けるほどの事業にするまでには、少なくとも数ヶ月は絶対かかります(趣味でちょっと始めてみた、なら、そんなかかりませんが)。
確定申告上は、事業開始前約半年〜1年分の経費は開業費として認められていて、5年で償却する(5年間のうち、いつでも経費としてあてていい)ことができます。

いきなり公庫に行って「お金借して」と言うより、まずは地元の商売についてよく把握している、商工会にアドバイスをもらう方が現実的でもあります。商工会と公庫は意外と繋がってますよ...??(ニヤリ)

商工会に行って「こんな商売を始めたいんですが」と相談に行くと、親切にいろいろ教えてくれます。
同業者はどうやってお金を調達して始めたかとか、あの辺のエリアならいけるんじゃないかとか、逆に「そんな事業計画じゃ通してもらえないよ」なんて厳しい意見があることも(^^;)

地元に密着してるぶん、公庫では得られない情報を得ることもありますし、商工会の会員に入会していると、公庫の融資を受けるのに少し有利になります。だって少なくとも「本気で事業を始めるつもりでいる!」アピールになりますから。半年以上、商工会の会員になっていると受けられる特別融資もあります。

また、毎月?(かな?地方によって違うかもしれません)、公庫の方が商工会まで出張相談にも来てくれるので、アポイントをとって融資について聞いてみることもできます。

なので出来れば、まずは商工会に行くのがベストかなと思います。


長くなりそうなので、続きは次回に!



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