2011年9月21日水曜日

基本の小麦粉トルティーヤ

日本に来てからほぼ毎日作っているもの、小麦粉のトルティーヤ。
トルティーヤは小麦のものと、とうもろこし粉のものとありますが、メキシコで日常的に食べていたのはとうもろこし粉のもの。
ただ、モレや出来立てのフリホーレスについてくるのは、いつも小麦粉のトルティーヤでした。

フリオは小麦粉のトルティーヤと目玉焼きが大好きなので、朝食としてほぼ毎朝作っています。
ホームベーカリーを使えば簡単。
カロリー高めなので、最近は週2、3回だけですが・・・;
よろしければぜひ^^


基本の小麦粉トルティーヤ(約20分)


材料(2枚分)
小麦粉×200g
ベーキングパウダー×小さじ1/2
塩×小さじ1
オリーブオイル(サラダオイルも可)×大さじ1
牛乳×適量
※小麦粉は、薄力粉だと軽くて食べやすい生地が、強力粉だと重くて腹持ちする生地ができます。この辺はお好みで、家に余ってる小麦粉でいいと思います。


作り方
①牛乳以外の材料をすべてホームベーカリーに入れ、パン生地コースでスイッチオン。
生地がある程度まとまるまで、牛乳を少しずつ足していきます。

②触って指にくっつかないぐらい・耳たぶくらいの固さがベスト。
大体まとまってきたら、取消ボタンを押してホームベーカリーを止め、生地を取り出します。

③牛乳を加えすぎてしまった時は、まな板に打ち粉をして柔らかさを調節します。

④生地を2つに分けて丸めます。丸めた生地を、めん棒を使ってのばします。

⑤あたためたフライパンにのせ、中火でしばらく焼きます。
油はひかなくてもOKです。

⑥片面がある程度焼けてくると、フライ返しで簡単にはがせます。
ひっくり返し、トルティーヤ用のアイロン等で生地を押し焼いていきます。
我が家にはないので・・・;ステンレスの水筒に水を入れて使っています。

ひっくり返したら、すぐにギューっと2、3秒かけてゆっくり押して・・・
少しずつ広げていきます。

⑦限界まで広げたら生地をひっくり返し、裏面も押し焼いていきます。
ほどよい焼き色になるまで、ひっくり返しながら押し焼いて、できあがり。


次の生地を焼くときは、一度火を弱火にしてフライパンの温度が上がり過ぎないように調節しています。(裏返すときに再度中火にします)
また、水筒の中の水も念のため交換しています。

前の晩に生地だけ作って冷蔵庫で寝かせておくと、翌朝生地が落ち着いて伸ばしやすいですし、冷蔵庫から取り出してすぐに焼けるので楽です。

生地が上手く広がらない・崩れてしまう場合は、小麦粉が原因です。
安物の小麦粉の場合、灰分率が高い=不純物が多いので、上手くまとまりません。
灰分率が高い生地はやや黄味がかっています。本来は白い生地になるはずなので、小麦粉を変えて試してみてください♪
(我が家はもっぱら日清製粉の薄力粉を使ってます↓)



やー、ほんと、ホームベーカリーって便利ですよね・・・!!
メキシコ人は一家に一台持っておくべきではないでしょうか!?
メロンパンだって簡単にできるし、普通の丸パンだって楽に焼けるし!
中古品で千円で買いましたが、我が家じゃ炊飯器より稼働率が高くてよ!

これから先、メキシコに帰ることがあったら絶対に持っていきます!

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

はじめまして!さちこと申します。
突然で申し訳ないのですが、この記事にとても興味を持ち、いくつか質問もさせていただきたくてコメントしました(^^)
現在アメリカでラテンアメリカ学を勉強しています。記事がどれもおもしろくてたくさん読ませてもらいました!

実は今メキシコでビジネスを学べるインターンシップに応募していて、その応募の過程で「新しい商品をメキシコに輸出し、そのビジネスプランを考える」という課題があるのです。
それで、ぼんやりと考えていた商品の候補の中にホームベーカリーがあり...。メキシコの方ってかなりパン食べるけど、ホームベーカリーをメキシコで見かけたことが全然ないなと思って。
それでホームベーカリーとメキシコでグーグル検索してたら、この記事にたどりついたというわけです(笑)

トルティーヤもホームベーカリーで作れるなんて、すごくいいポイントだし売り込みをする上でかなりの魅力になるのではと思いました。
そこで質問なのですが、実際伝統的なトルティーヤ(コーンでもフラワーでも可)って、作るのに全部でどのくらい時間がかかるのでしょうか?
ホームベーカリーで短縮できる時間によっては本当にいいビジネスプランになるのではと思って。

突然に長文ほんとにごめんなさいm(__)m
よろしければお返事お願いします♪
これからもブログ読ませてもらいます!

ロブさん さんのコメント...

さちこさん>はじめまして^^コメントありがとうございます♪

おぉっ!アメリカでラテンアメリカ学ですか!すごいですね!
メキシコでインターンシップとは、とても興味深いです。なんだか毎日ネタに困らなさそうな・・・!(笑)

ホームベーカリーの輸出についてですね。
フロートルティーヤを作るのは、かなり骨です。時間測ったことないですが、作るのは難しくないので、上記の材料をご自身で混ぜて、チャレンジしてみられるといいと思います。毎日はごめんだと思うこと間違いなしです。にこ!
特にメキシカンは大家族ですしね・・・。作ったそばからなくなっていきますから・・・。

コーンは作ったことないです。材料が手に入らないんですよね。
確かリンク集にある「リリリとMEXICO」のHIROKOさんが、以前、お義母さんがコーントルティーヤを作っている様子をアップされていたので、そちらを検索されると様子はわかるかもしれません。

私もホームベーカリーの輸出はいいアイデアだと思います!問題は価格でしょうか。
関税を含めて売値を800ペソ前後に抑えられれば、富裕層やトルティーヤを自宅で売ってる人にはウケるのではないでしょうか。平民にとって、ちょっと豪華な外食2回くらいの値段、って感じで。4桁いくとちょっと高い印象がありますよね・・・。

うまくいくといいですね!