2011年9月6日火曜日

フィリピン産の「バナナ」はうまいらしい

私もメキシコで暮らしていた1年間は、フリオの実家に引きこもっていたので、彼が毎日ベベの世話をしながら息苦しさを感じるのはすごくよくわかるのです。
わかるので、日本語学校へ行き始めてから「なんだか自分が生きてるって感じられる」というのはすごく納得。

日本語学校のクラスメイトは、中国人はもちろん、フィリピン人やアメリカ人、ブラジル人、コロンビア人、アルゼンチン人など、国籍はさまざまだそうで、毎日楽しそう?です。
「こっち来てからあんまり意識することなかったけど、クラスにいるとわかる。やっぱラティーナは強いわ」
とも言っています。

ある日のこと。

若いアメリカ人のスタッフが、中国人の女の子の間で人気らしく、その人がいると、彼女たちはやたらとそわそわし始めるそうです。
彼が座っているのを遠くから眺め、「あんた話しかけなさいよ」「えー、あんたが行きなさいよー」と、友達同士でつっつき合う中国人たち。
を、見たラティーナたち(アルゼンチン人)。

「マッタク、イライラするわね!気になるなら、こうやって行けばいいじゃない!見せてあげるわ!」
つかつかと彼に近寄り、彼の目の前で胸寄せしながら腕組みをし、谷間を見せつつ、
「ハァイ☆^^」
もちろん、彼の目線は彼女(のチチ)に釘付け。

*******

クラス内でのこと。

先生が好きな食べ物について話していたとき、バナナの絵を見せながら、「これは、バナナです。みなさんバナナは好きですかー?」
と聞くと、
コロンビア人いわく
「どこのバナナかによります」

イッパツでわかったのは欧米人たち。
くすくす笑いはじめますが、中国人や先生は「??」と、まだわからない様子。

とりあえずクラスをすすめようと、先生は
「そうですねー。たとえばフィリピン産とか・・・」
コロンビアン「でもフィリピン産は小さいです!」
ここで黙ってられないのは、フィリピン人男児。
フィリピン「でもフィリピンの"バナナ"は美味しいよ!」

これでほとんどのクラスメイトたちは意味がわかったらしく、爆笑しますが、先生はいまだにわからず・・・。
「もー、マジでありえねーよ。なんなんだよ、あいつら」
と、フリオは笑っていました(笑)


楽しそうな学校でなによりです。
うーん、私もスペイン語学校行きたいなー-3-

2 件のコメント:

mami さんのコメント...

毎度笑わせていただいてます。
私は途中までわからなかったので、まだそこまでラテン化していないようです、安心安心。ただ主人は『バナナは好きですか?』で既に、でした。さすが。

ロブさん さんのコメント...

mamiさん>こんばんは^^
えー、ダンナさん、バナナの時点でわかったんですか?ほんとラテン文化って・・・(遠い目)下ネタ多いですよね。
でもうちのダンナいわく、「日本のTV番組のが下ネタ多いよ!」と。深夜のお色気系番組のことを言ってるようです。「日本人は礼儀正しいのに、ポルケ~!?こんな番組見て笑ってんの!?」と(笑)異文化ですね~--;