2016年9月11日日曜日

「シンゴジラ」、半分だけ観てきました。

息子に続いて娘もおたふく風邪をひいて、大変だった先週。息子はわりとインドアでタブレットがあればかなり時間を潰せるのですが、娘は飽き性なのに加えてもう6歳・・・。
タブレットなんかじゃ1時間ほどしかもたず、しかも行きたい場所も主張してくるので、とても疲れた週でした。
でも普段わりと預けることのが多くて私と二人きりで過ごすことは少ないこともあって、さくらにとっては、文字通り「ママにべったり」甘えることができた週でした。

週末にもなると、行きたい・行ける場所のネタもなくなってきて困っていたら、パパが「みんなで4DXのシンゴジラを観に行こう!」と。
「ゴジラ映画なんてゴジラが東京で暴れてナンボの映画なんだから大丈夫だよー。4DXなら座席揺れたりして楽しいぞ~♪」と。

障害者割引で1人2000円と格安で観られることもあって、じゃあ行くか~と行ってきました。


結果。



「ゴジラこわわぃぃいぃ~!!!!いすもゆれるし、なんか出てくるし(風とか水しぶきとか)やだぁあぁあああ~~~~!!!!!」
娘、号泣。

「お母さんいるから大丈夫よ。こわくないよ」と、なんとかなだめすかしながら見続けていましたが、ラスト45分で限界。「おうちかえるぅううううぅ~~~~!!!!もうゴジラこわいもん!みて、おとなのひともにげてるよ!」


最後の最後、日本のプライドをかけたゴジラとの決戦を見ることなく帰ってきましたうわわぁぁ~~~ああん!(ママ号泣)


結論から言えば、すごくいい邦画でした。どこかで「ハリウッドでは作ることのできない、良質な日本映画」との評価がありましたが納得です。

これは日本で作ったからこそ成功した社会派のゴジラ映画であり、「ゴジラという名の虚構が攻めてきたとき、日本政府という現実はどのように対応していくのか」を丁寧に描いた作品でした。
東日本大震災、福島の放射能漏洩を身近にニュースで触れたことがあるからこそ、「ゴジラ」という名の災害が襲ってきた時、日本はどうするか?というのがリアルに伝わってきて、手に汗握る展開でしたよ。

でも「セックス&ザシティ」とか「ブリジットジョーンズの日記」とかに映画料金払える人には、1mmもオススメできません。たぶん「へー・・・」で終わると思います。
男子はたぶん好きな映画ですね。ミリタリーものが少しでも好きなら特にハマると思います。
女子でもアメコミ映画とか好きなら、まぁなんとか・・・マグニートーが鉄橋ひん曲げるの見て、「マグニートォォォ!!!!」と興奮した人は好きだと思います(解説マイナーすぎる)。

はぁぁ最後まで4DXで観たかったなぁ。もう明日からは上映時間が合わないんですよね。残念です。ママが泣きたかったよ。


帰りの車の中でも「おうちまだ!?ゴジラきちゃうかもよ!?」と本気でビビってた娘。一方の息子はすごく楽しかったみたいで「おうち帰らないー!!!!ごじらは!?ごじらみたいー!!」と、号泣する2人を乗せての帰宅となりました。
まさか泣くほど怖がるとは思わんかったでよー。最後まで観たかったぜ・・・とほほ(;´д`)。



「シン・ゴジラ」メイキング

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