少し前に日本側での出生届でゴタゴタしていましたが、ようやく役所で受理されたようです。
私の場合、ちょっとイレギュラーな形になってしまったことと、日本へ送るものがあったので、大使館を通さずに直接地元の役所へ届けたことが原因でしたが、それにしても疲れた・・・。
これからもまだ色々ペーパーワークがあるんだな。面倒くさー!
「ダーリンは外国人vv」なんてファンシーな名前の映画がありましたが、とてもそんな気分になれねーよ!バーカバーカ!(何のやつ当たり)
ということで、出生届についても書いておきますね。
メキシコ側と日本側、役所の対応の違いがくっきりと分かれた出来事でした。
こちらでは出生届を出すさい、赤ん坊を直接役所へ連れて行かなければならないということで、届け出に行ったのは、さくらが生まれてから約2週間が経った頃でした。
空いてる時間を狙って朝一番で出かけたのに、窓口では「届け出のためには、アポを取ってください」とのこと。
えー!書類書いて出すだけじゃないの!?おばちゃん、めっちゃヒマそうやん!
ですが、まぁ規則は規則なので、アポを取り、提出書類だけチェックしてもらうことに。
彼からは「僕らの出生証明書(日本でいう戸籍謄本)と、パスポートだけ持っていけば大丈夫」と言われていたので、本当にそれだけ用意して行ったのですが・・・。
いざ役所に着いたら、彼いわく、
「(日本の戸籍謄本を見ながら)コレの訳文は?」
「え、用意してないよ?」
「なんで?だって読めないじゃん」
だからずい分前に翻訳を依頼しようって言ったじゃないか。
日本では自分たちで訳しても問題ないのですが、こちらでは、専門の翻訳家に訳してもらった訳文でないと受理してもらえません。
「だから必要書類を何度も確認したじゃん!(苛)」
「考えればわかるだろ、フツ~(のんき)」
わーん!そ、そりゃそうだけどさー!
アタマを抱える私に、「ダイジョーブダイジョーブ~オレが話してやるから☆」と、大して気にしていないフリオ。
窓口のおばちゃんと、なにやらにこやかに話しはじめました。
最初は頭を横に振っていたおばちゃんでしたが、しばらくして、上司でしょうか、眼鏡をかけた40代ほどの男性を呼んできました。
ふむふむと書類を見ながら話を聞き、フリオにいくつか質問をしています。
やがて私の戸籍謄本のコピーを1枚とり、書類をまとめはじめました。
「大丈夫だってさ」
アポは翌日の午前10時半。
ほっとして、お礼を言いつつ役所を後にします。
「結局なんて話したの?」
役所の外で、朝食のブリトーをかじりながら聞くと、彼はにやにやしながら、
「後から出てきた男の人、すっごい日本マニアだったんだ」
真剣に話しているように見えましたが、実はほぼずっと日本(とアニメ)の話をしていたそうで、眼鏡の男性いわく、日本の出生証明書は見たことがないから、1枚コピーをくれないか、と。
その代わり、翻訳は自分たちでやってもらって構わないよ、とのこと。
「どうせコピーだし、読めないんだから悪用されることはないだろ。それで翻訳代が節約できたと思えば、安いもんだ」
さっきとってた私の戸籍謄本のコピーは、彼の日本コレクションの1枚になったのか。
メキシコ来てから、日本好きな人の多さに驚いていましたが、どんだけ・・・
「婚姻手続きの方も、日本好きな担当者だといいな!HAHAHA☆」
や、無理だろ、フツー。
というところで、翌日に続きます☆
これだけじゃ終わらなかったんどす・・・
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