いろいろ写真は撮ってるのですが、取り込みに手間取っているので、なかなかアップできずにいます。
あるとしたら、
妖怪・こなきジジイな写真しか。
べっ、別に変な写真を集めてるわけじゃないですよ!
私だって、可愛い写真を上げたいですよ!
てかちゃんと可愛いのだってあるんだからー!(ウソくさい)
以下は、出産話の続きです。
手術前で汚い話もあるのでご注意を。
今すぐ手術、と言われたものの、お医者さんに緊迫感はあまりありません。
「んじゃ切るから、処置室行ってくれる?」
そしてカルテ(てかメモ)に書き書き。
処置室へ行くと、フリオを通じて看護婦さんから、手術着に着替えるように言われました。
→(汚いので一応伏せ)下半身を剃られ、ゼリー状のものを後ろから注入されて、即効で出した後→、看護婦さんに手を引かれていきます。
下っ腹に違和感を抱えながら、廊下をよろよろ歩き・・・。
「ここから先は手術室ですから」
と言われ、フリオと別れます。
親切そうなおばちゃん看護婦さんに、スペイン語でいろいろ話しかけられますが、
「ワタシ スペインゴ ハナセマセン」
カタコトのスペイン語で返事をすると、「あーそーなのー」といった感じで、身振り手振りで、手術台の上に上がらされました。
もう一人の看護婦さんもやって来て、二人で談笑しながら着々と手術の準備。
おじさんもやってきました。
「ワタシ 担当の麻酔医ネ!コワクナイ、コワクナイ!アメリカ イッタコト アルネ!」
カタコトの英語で超フレンドリーに話しかけられますが、どうあがいても、
気分は捕獲された宇宙人です。(解剖待ち)
ち、地球人どもめ・・・!
俺に何をするつもりだ・・・!!!!(警戒心)
緑色の手術着に囲まれ、注射器がずらりと並び、やたらと陽気な意味のわからないスペイン語と、カタコトの英語・・・。
これから切られるかと思うと気分は沈み、涙が出てきました。
「ドント クライ(Dont cry)ネ!ハズバンド、ヨブ?」
おじさん(麻酔医です)に慰められ、こくこくと頷くと、向かいのドアが開いて、手術着に着替えたフリオが入ってきました。
「なに泣いてんだよ~^^」
ばっ、ばっかやろう!!
訳のわからん言葉に囲まれて、これから腹かっさばかれるんだぞ!
これが泣かずにいられるか!!!!(;_;)
「ジャ コレカラ セナカニ チュウシャ スルカラネ☆」
痛くない痛くない☆とおじさんになだめられながら、注射を打たれます。
2本打ったところで、だんだんぐったりしてきました。
が、やはり「麻酔が効かなかったらどうしよう」と、不安でたまりません。
「大丈夫、大丈夫」
フリオに手を握られながら横になり、しばらくしたところで、お医者さんが入ってきました。
胸のあたりに垂直にカバーをかけられ、お腹は見えなくなりました。
手術の間は、痛みは本当に感じませんでした。
ただ、切ってるんだろうな、という予感から、不安は全然消えませんでした。
ただただ、フリオの大きな手のひらと、大丈夫、大丈夫、という言葉だけが頼りでした。
うーんうーんと唸っている間に、おじさんから、
「サァ カウント シヨウカ」
と言われ、一緒に、
「ワン、ツー、スリー・・・」
数えている間に、大きな産声が。
助手?のお医者さんに抱えられた、青みがかった肌の赤ん坊。
元気な女の子です。
あぁ、長かったなぁ。
バンクーバーにはじまり、日本、メキシコ。
長い長い旅の中、色んな人に支えられて、ようやく産まれてくることができました。
本当に感謝です。ありがとう、ありがとう。
ところが、これで終わりではありませんでした。
家に帰るまでが遠足です。
って、昔、学校の先生が言ってましたね。
ま さ に。
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