そんな中、読書でお世話になったのが、上橋菜穂子作の「守り人」シリーズです。
短槍使いの女用心棒バルサは、青弓川に流された新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムを救う。彼はその身に、この世(サグ)と重なって存在する異世界(ナユグ)の水の精霊ニュンガ・ロ・イム〈水の守り手〉の卵を宿していた。チャグムの母、二ノ妃は、暗殺の危機にさらされているチャグムを連れて逃げるよう、バルサに依頼するが・・・
(Wikipediaより引用・編集)
バルサを主人公とした「守り人」シリーズは全5シーズン。
チャグムを主人公とした「旅人」シリーズは全2シーズン出版されていて、どちらも十年以上にわたって重版されています。
というのも和製ファンタジーでは珍しく・・・と言ってしまうととても失礼なんですけど;、世界観がかなり作り込まれていて、他国の宗教や文化の違い、言葉や考え方の違い、人種差別等がはっきり描かれています。
30歳というおばさん短槍使いが主人公ですが、戦闘シーンがすごくかっこいい!!
頼りない少年王子から、皇太子として国を担う責任を感じる頼もしい青年へと成長していくチャグムの姿にもトキメキますw
頼りない少年王子から、皇太子として国を担う責任を感じる頼もしい青年へと成長していくチャグムの姿にもトキメキますw
まだ入院中は頭が回らないこともあって、読書は少し辛かったんですが、少しずつ、サラッと読めたのがよかったです。普段はファンタジーを読まない人におすすめできる、手軽かつおもしろい小説!!
ロードオブザリング(指輪物語)やゲームオブスローンズ(氷と炎の歌)と比べると、小学校高学年向け、優しい・易しい内容です。
久々に優しいファンタジーに触れてほっこりしましたw
さて。
余談ではありますが・・・
和製で重厚ファンタジーってあまりみかけませんよね・・・・このサラサラした優しい感じは国民性なんでしょうか。
和製で重厚ファンタジーってあまりみかけませんよね・・・・このサラサラした優しい感じは国民性なんでしょうか。
「ゲームオブスローンズ」ではかなりエグい政略ゲームがすすんでいくし、「指輪物語」はまだ「守り人」シリーズに近いとは思うんですが、「守り人」はファンタジーの持つ「残酷さ」にはやっぱり届かなかったというか・・・。いえ、でも優しくていいファンタジーなんですよ!
でも「パンズ・ラビリンス」のような残酷な哀しさや、「ゲームオブスローンズ」のような「プロットに厚みのあるファンタジー」って、あんまり和製ファンタジーでは見かけないなぁと思うのです。
まぁそこが和製ファンタジーのよさだったりするんですが。
いきなり「ゲームオブスローンズ」は他人に勧めにくいですしね・・・設定が作り込まれすぎてて。心底ファンタジー好きな人にしかすすめられません。
最近だと小説「アルスラーン戦記」が何十年も経てアニメ化・漫画化され話題になりましたが、あれもまだ政略的なリアリティーにはちょっと欠けるし、やっぱり私には気軽に楽しめるファンタジーに分類されます。おもしろいですよ、アレも!
日本の精霊とか妖怪・・・になるのかなぁ。その辺使った「ゲームオブスローンズ」並の壮大で細部まで作り込まれた和製ファンタジーを密かに探し続けています。
とは言うものの、「守り人」シリーズは1シーズン「精霊の守り人」がアニメ化され、来年には綾瀬はるかさんでドラマ化が決定されています。だからやめたらいいのに。アレだ、上戸彩の「あずみ」とかそんな感じじゃねぇの?なんで懲りねぇの?って。
ドラマ化する前に、他のシーズンをまともにアニメでオンエアしてほしいです。
「精霊の守り人」アニメは評価高いみたいですが、なんだろ、あの途中の「サザエさん状態」(ゴールなく淡々と続く日常アニメ)。なんとかならなかったんでしょうか。もっと緊張感あった逃亡生活だったじゃん、アニメであのクオリティのプロットで、よくドラマ化とか言えますよね!?
・・・すみません、愚痴になりました↓↓
作画は美しいですよ。さすがproductionIGが関わってるだけあって、作りはすごく・・・いい、です・・・でも話の構造が・・・はぁ。
アニメはyoutubeでみられるのでぜひ。
和製ファンタジーは宮崎駿だけではないと、むしろファンタジーに詳しくない人にも知ってほしい良質な物語です。
でも「パンズ・ラビリンス」のような残酷な哀しさや、「ゲームオブスローンズ」のような「プロットに厚みのあるファンタジー」って、あんまり和製ファンタジーでは見かけないなぁと思うのです。
まぁそこが和製ファンタジーのよさだったりするんですが。
いきなり「ゲームオブスローンズ」は他人に勧めにくいですしね・・・設定が作り込まれすぎてて。心底ファンタジー好きな人にしかすすめられません。
最近だと小説「アルスラーン戦記」が何十年も経てアニメ化・漫画化され話題になりましたが、あれもまだ政略的なリアリティーにはちょっと欠けるし、やっぱり私には気軽に楽しめるファンタジーに分類されます。おもしろいですよ、アレも!
日本の精霊とか妖怪・・・になるのかなぁ。その辺使った「ゲームオブスローンズ」並の壮大で細部まで作り込まれた和製ファンタジーを密かに探し続けています。
とは言うものの、「守り人」シリーズは1シーズン「精霊の守り人」がアニメ化され、来年には綾瀬はるかさんでドラマ化が決定されています。
「精霊の守り人」アニメは評価高いみたいですが、なんだろ、あの途中の「サザエさん状態」(ゴールなく淡々と続く日常アニメ)。なんとかならなかったんでしょうか。もっと緊張感あった逃亡生活だったじゃん、アニメであのクオリティのプロットで、よくドラマ化とか言えますよね!?
・・・すみません、愚痴になりました↓↓
作画は美しいですよ。さすがproductionIGが関わってるだけあって、作りはすごく・・・いい、です・・・でも話の構造が・・・はぁ。
アニメはyoutubeでみられるのでぜひ。
和製ファンタジーは宮崎駿だけではないと、むしろファンタジーに詳しくない人にも知ってほしい良質な物語です。
0 件のコメント:
コメントを投稿