珍しく2人いっしょにお昼ね。
奥様と息子様の滞在は、メキシコが私たちの生活の中に戻ってきたような感覚でした。
まず到着1日目から、メキシコ時間でした。
そんなつもりはありませんが、読み返してみたらやや愚痴っぽい?ので、隠しで↓↓↓
成田に到着した後は、東京から新幹線で名古屋まで来てもらう予定だったので、成田着の朝、奥様から東京駅で名古屋行きの新幹線に乗る前に電話がありました。
「いまから新幹線乗るから!」
それが10時少し前。のぞみかひかりで、とはお願いしてあったので、名古屋まではどれだけかかっても2時間、12時には到着するはずだったのです。
なので12時半に名古屋駅のホームで、と約束し、12時20分に名古屋駅まで車で迎えに行ったんですが、待てど暮らせど、来ない。
名古屋駅の新幹線口はひとつなので、迷いようがありません。
もしかしたら早めに着いて、その辺うろついてるかも?と思い、駅のインフォメーションセンターにお願いして、スペイン語と英語でアナウンスをかけました(駅員さんは日本語しか話せないので、私が直接アナウンスしました)が、出てくる気配もなく・・・。
迷ったのかな?いや、でも迷いようがなくね?
新幹線乗って出てくるだけだよ?
名古屋って、Nagoyaって、アルファベットでも案内出るし・・・?
夫は仕事中、娘の託児所のお迎えもあるし、息子はぐずるし、駐車場代もそんなに持ってきていないし、13時半を過ぎた時点で申し訳ないですが、いったん家に帰ることに。
1000円以上もの駐車場代払って名古屋駅を離れようとしたとき、電話がかかってきました。
「いまどこ?」
こっちのセリフだ・・・!!!!
再度名古屋駅に戻り、新幹線口へ行くと、いました!
「オラ~^^」
全然、悪びれてねー!!!!超・フツー!!!!
アナウンス聞いたのかな?と思って聞いてみましたが、
「だって、新幹線が待ってくれないんだもの!」
後から夫を交えて話を聞いたところ、名古屋駅に着いてから荷物を降ろそうとしたら、降ろしてる途中で発車してしまい、降りそびれてしまったとのこと。
15分ぐらい前から「まもなく名古屋です」の案内が、英語でも日本語でもうるさいぐらい何度も流れるのに、マジで!
言葉の問題もあったかもしれませんが、もしわかったとしても、メキシコ人が準備して待ってる姿は想像できないかも・・・。確かに日本人ってあらかじめ準備しますよね!
翌日は「座敷で座って食べるのが斬新!」という夫のリクエストで、餃子の王将へ行くことに。
夫を職場まで迎えに行って、その後で家にいったん寄るから、それまでに準備しておいてね。たぶん13時半ぐらい(一応30分前に設定)と伝えておき、14時前に家に着いたところ、「ついさっきシャワー浴び始めたところ~」
メキシコ人のくせに、私より時間に厳しい夫氏「さっさと出てこいや・・・!」(空腹と猛暑により猛ギレ)
ビーチへ行くときは、頑張って早起きし、朝8時ごろに支度を整えましたが、突然、「ナガシマ(中部地方最大級のアミューズメントパーク)にしよっか?」と迷いはじめ・・・。
スペイン語での談笑が続くこと、30分。日も高くなりはじめています。
「決まった?」
一応なにを話してるかぐらいはわかるので、わかっていながら聞いてみた。
「なにが?」
こ れ か ら 行 く と こ ろ だ よ。
「ア、ごめんごめん☆で、どうする~?」
で、さらに30分。・・・・・・
結局、ビーチへ行くことにはなりましたが、陽射しが強いのは嫌、ということで、ホームセンターに寄って、サンシェードテントを買うことに。
→ビーチ着時刻。16時前。
日本じゃありえねー・・・!みんなが帰り支度をはじめるなか、テントを広げ始める私たち。
西日が眩しかったです☆^^
京都の日帰り旅行も、着いたの13時ごろだったしなぁ・・・。
いや、私たちも悪いのです。ベビー連れなので、授乳やらオムツ交換やらで、途中何度も休んだり。
でも私だって、運転免許があるのは私だけで、誰よりも一番に早起き→娘と息子のお出かけの支度→リクエストにしたがって日本語でのリサーチ→運転(3~5時間)→到着先では息子を抱えながら、ぐずる2歳の娘をあやす、追い回す。もちろん旅気分は一切ない→運転(3~5時間)→くたくたで帰宅しても家事は待たない→誰よりも一番遅くに就寝
の日々で、正直、何度かキレましたし、後半はさすがに息子だけは抱えてもらいました。
や、でもわかってたことじゃない・・・!私の赤子たちじゃない・・・!世話は当然!と、くわっ!と気合い入れてたのです。
でも話したいのはそこではない!(こんなに熱く語っておいて・・・!?)
問題が起きたのは最終日。
いろいろありがとう、経済的に苦しいのはわかってるので、よかったらとっておいて、と奥様から1万円いただきました。
なんかベビーがいることで、あんまり楽しめなかっただろうな、悪かったな、と思い、夫にそのお金で水入らずで行きそびれたナガシマ、行ってきたら?とこっそり提案してみました。
その日も夫はパートの仕事があったんですが、早あがり。
ナガシマのHPを見たら、23時閉園とのこと。
ナガシマスパーランドは、地元すぎて私も1、2回しか行ったことなかったんですが、実は世界ランキングにも入る大きなアミューズメントパークなんですね。
プール面積70,000m2、特にこどもプールの気合はハンパじゃありません。
"約30種、50基のアトラクションを備え・・・"って、こども用プールのみで・・・ですよね!?
その他、世界ランクに入る最速・最大落差のジェットコースター・スチールドラゴンやらホワイトサイクロンなどの絶叫マシン、アンパンマンミュージアムもあります。
夜行バスが名古屋駅を出るのは、23時50分。時間は十分にあります。
22時ごろに奥さんと一緒に迎えに行くから、それまで楽しんでおいで、と送り出しました。
奥さんは奥さんで、ファッションセンター・しまむらで買い物。
(「ディズニー服が安い!」と喜んでました)
私はひさびさに、子ども2人と一緒にお家でのんびり過ごしていたところ、19時過ぎ、フリオから電話がかかってきました。
「なんか、閉園っぽいけど・・・」
あわててHPをチェックしたら、23時に閉まるのは「ナガシマ・湯あみの島(銭湯)」。
遊園地部分は、19:30に閉園。
ヒー!だよねー!世界最大級とはいえ、三重・桑名だしねー!(失礼)
「オレら何も食ってないし!こんな僻地で、どうしろと!?」
どれぐらい僻地かというと、
↑これくらい。
ナガシマの周りは海と高速道路しかありません。
「ゆ、湯あみの島で楽しんできたら・・・?」
「別料金だろ!?そんな金ねー!いますぐ迎えに来てよ!」
電話でパニクっていたところ、奥様、ようやくしまむらより帰宅。
「道に迷っちゃって☆」
この時点で、20時過ぎ。
奥様に事情を説明したところ、
「それじゃ、15分で荷詰めするから、もうちょっと待ってて」
と、ベッドいっぱいに広げた荷物を片付けはじめました。
前置きの理由をご理解いただけましたでしょうか。
・30秒の誤差で到着する新幹線=1時間遅れ。
・13時半に待ち合わせの王将=13時半からシャワー浴びる
・ビーチ=16時着
ここから導き出される解答
・今から15分で荷詰め=出発は1時間後
自宅からナガシマまでは、車で1時間+出発1時間後だと、↑あの僻地で、夫たちは2時間待つことに。
なんとかカタコトのスペイン語と英語を駆使し、
「大丈夫!夜行バスが出るのは23時50分だから、23時にここを出れば間に合います!私と娘だけで迎えに行くので、寝てる
息子だけ世話をお願いします!」
と説明し、待っている間に荷詰めしてもらうことに。
ほんと悪かったー!> <私のチェックが甘かった!と、すまない気持ちでいっぱいで302号線と伊勢湾岸道を飛ばし、迎えに行きました。
僻地で突っ立って待ってるかな、と思いきや、JazzDreamナガシマ(ショッピングセンター)も夜遅くまで開いていたそうで、そこで時間をつぶしていたとのこと。
「荷詰め待っててもらってよかったのにー」
やれやれと胸をなでおろして、もう一度自宅へ向かいます。
カメラを忘れたのでネットからの画像になりますが、伊勢湾岸道の夜景は本当にキレイでした!
これで600円なら、また乗りたいなー。
早めの閉園となりましたが、ナガシマではとても楽しめたようで、全員上機嫌で帰宅しました、が。
到着と同時に、奥様の怒号が。
「遅いじゃない!!!!なにやってんのよ!!!!!」
バスの出発時刻を説明したんですが、上手く通じてなかったようで、間に合わないと勘違いしたとのこと。
というか、自分が乗るバスの時間ぐらい、前から何度も伝えてあるので、自分でメモ取るなりして覚えておいてほしいんですが・・・私、旅程表を全部印刷して渡しましたよね?
荷物降ろしてくるだけだから車で待ってて、と言われて、待つこと15分。
一向に降りてくる気配なし。手元の携帯から電話。
「まだかかりそう?」
「ううん、すぐ降りるから」
と言われて、さらに15分。
夜で道が空いているとはいえ、さすがに時間ギリギリになってきました。
ようやく全員が降りてきて出発。
私だけ夕食を食べそこねてしまったので、マックのドライブスルーでハンバーガーだけ買って、運転しながら食べましたが、やっぱり時間は迫っています。
みんなが出かけている間に、バスやホテル、駅の一覧は印刷しましたが、再度説明しておいた方がいいと思い、運転しながら説明するよ、と言うも、「大丈夫、大丈夫。わかるから」とのことで、最後のひとときを楽しんでいました。
名古屋駅に着いたのは23時40分。
バスは離れた場所に停まっていたので、慌ててチェックイン。
予約が記載された紙を見せてもらい、その他の印刷物も全部持っているか確認。
「じゃ、これホテルの地図だから、間違えないようにね」
「うん、ここが駅で、ここがホテルでしょ」
と指差した駅が、ただの交差点。
駅って、書いたやん・・・!!!!
駅名も書いたやん・・・!!!!
どこをどう間違って、交差点が駅に!?
「ここが駅!いや、もう駅からタクシー使ってもらった方がいいと思う!」
「え・・・駅じゃないの?」
だから説明するって言うたやん・・・!!!!
これがホテルの住所だから、これをタクシーの運転手さんに見せてね、と慌てて説明し、ふーん・・・と腑に落ちないまま、奥様と息子様は旅立たれました。
このあわただしさ、日本生活がわが身に沁みているのだな、と実感しました。
メキシコで暮らしていたら、あののんびりさが当たり前で、こんなにバタバタせずにすんだんでしょうか。
でも病院の予約にも6時間遅れる人ですから、メキシコ尺度でものんびりすぎるのかも。
少なくとも、今回の滞在で学んだことは、ベビーが大きくなるまで、または夫が運転免許を取るまで、メキシコ人親戚の長期滞在はできればご遠慮願いたい、ということ・・・!!
運転→子守→運転→子守→家事→子守→運転→子守→運転→子守→家事→運転→・・・の連鎖から抜けられない運転子守地獄でしたわよ!(なにそれ)
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