日本での出産＠瀬戸市公立陶生病院◆入院3日目～入院中

入院中の食事、いろいろ。

もう断然アリでしょう！オイラ、何の文句もないね！

１週間の入院生活のはじまりはじまり！

メキシコでは当日からシャワーをあびるよう言われましたが、ここでは術後２、３日はタオルで体を拭くだけです。看護士さんが拭いてくれるのは１日だけ。後は自分で拭きます。

立ったり歩いたりの練習も、メキシコと同じく手術翌日から。ただ違うのは、メキシコほど強制されないということ。「できるだけ動くようにしてくださいねー」で、点滴のポールを持ちながら、ゆっくり歩きはじめます。

個人部屋のベッドは電動式で、背もたれがほぼ90度まで上がってくれるので助かりました。
大部屋のベッドは手動式なので（自分でレンチのようなものを回さないといけない）、背もたれはほぼ動かせないと考えた方がよいです。

個人差があるそうですが、後陣痛という、子宮が戻ろうとする痛み、私はかなりひどかったんですけども、２日ほどでほぼなくなり、つかまり歩きですが、同じフロア内の自販機まで飲み物を買いに行けるぐらいまでには回復しました。

赤ちゃんとは、出産２日目の昼過ぎから同室です。

オチチはすぐに出ないので、乳首をくわえさせるだけで、半日ほどはブドウ糖水を哺乳瓶であげていました。

あまりに疲れがひどいときは、看護士さんの方で預かってくれるので助かりました。

が。

アレですよね。

日本人は、真面目ですよね。

もう、産まれた瞬間から、日本人は作られるのですよね。

母子同室になった翌日、そろそろ初乳も出始めるころ。

看護士さんがやってきて言いました。

「３時間毎に40mlずつ授乳できるのがベストなので、赤ちゃんの体重を量りながらあげましょうか＾＾」

体重を量る・・・とは？

つまり、授乳前と後で40gずつ増えるように、体重を量りながらあげるのだと。

授乳室へ向かった私たち。

乳児用の体重計を使って、拳士の体重を量ります。

「3426ｇ・・・。できれば１時間ぐらいかけて40ｇ増えるといいですね＾＾」

その後、寝ている拳士をなんとか起こし、少しずつオチチをあげますが、やっぱり眠たいのか、なかなか飲んでくれません。

再度体重を量る30分後。

「3442ｇ・・・引いて、16ｇかー。頑張って、あと14ｇ飲ませましょうか」

これはメキシコでも起こりうることでしょうか。

わたしのメキシコで出産した産院がいい加減だっただけでしょうか。

メキシコでは、起きたときに飲みたいだけ飲ませていましたが、なにか・・・！？

えーもーマジめんどいわーと思いながらも、拳士の体をくすぐったり、耳たぶをいじったりしながら、なんとか15分ほど粘りましたが、いかんせん最初の子育てがいい加減だったこともあって、「もうええやろ」とやや試合放棄な態度になってきたわたい。

「もう一度体重量ってみますー？」
少し席をはずしていた看護師さんが戻ってきて（チッ！舌打！）、にこにこしながら体重を量ってくれましたが、やはり数グラムしか増えていません。

「１時間経つまで、あと5分ぐらいあるから・・・あと5分、授乳してみましょうか」
5分ぐらい・・・！メキシコ時間じゃ、5分なんてノーカンですが！
さくらを託児所に迎えに行くフリオなんて、15分も遅れておきながら「たかが15分遅れただけで、延長料金取られた！」なんて文句言ってんのに！

まぁ5分ほど、頑張ってチチあげるフリしながらやりすごし、なんとか部屋に戻りました。

しかし、日本の看護師さんは仕事熱心なのであります。
授乳開始３時間おきに、きちんと顔を出しに来て、「そろそろ授乳しましょうか～＾＾」なんて笑顔でチチ催促に来るんです。私の存在なんて、いっそ忘れ去ってくださればよろしいのに。

やーもう、日本の乳児は、産まれたときからきちんと３時間おきに40ml飲むという、規則正しい生活が義務付けられているんだな！

初乳が出るときも、とっても熱心に対応してくださいました。
が、ベビーが泣き始めたので、この話は次回に。



最近読んだ記事です↓

「丁寧な言葉遣い義務付けなし」～スカイマークが異例のサービス簡素化宣言

まぁ確かに日本のサービスは真面目だと思います。
でも、それをわざわざ「丁寧にしません」とか宣言するあたりも・・・真面目じゃないでしょうか´-｀



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