底辺より

生後５ヶ月を過ぎました。

おしゃべりなのは相変わらず・・・。

今日はオットセイとおしゃべりです。オゥオゥ！

やたらと笑うところは、ねえちゃんと一緒だね！ 

 でもゲイ真似だけは、ちょっと待って・・・

（ねえちゃんは問答無用で作業中）

日本語の話せない外国人と、２歳と０歳の子持ち主婦って、労働者ランクとしては底辺ですよねー（ー3ー）

ということで、突然ですが、１２月より幼児向け英会話教室を開くことにしました。
実は夏あたりから、ちらほらダンナと話はしていたのですが、資金もないし無理っしょ、と諦めていました。
ところがここ１ヶ月の間にいろいろありまして、１２月より開設できそうです。
Ｅ●Ｃジュニアとか、ラ●パーティーなどの委託教室ではなく、自分たちだけの教室。
（アレ、半額もインセンティブ取ってるんですね！ボリすぎ！）

今も収入がそんなにあるわけじゃないし、今と同じくらいか、生活していけるくらいの収入ができればいいなーといったところ。

もし無理だったとしても、ダンナの履歴書には講師経験を書けるようになるわけだし、娘が３歳・息子が１歳になれば託児代もずい分安くなって私も働ける＋講師経験付、になるので、やって損はないかなと思いゴーサインです。
これから１２月にかけて、忙しくなりそうです。


ここ１ヶ月、ほんとうにいろいろあったので、箇条書きにしますと・・・




夏あたりから幼児向け英会話教室で働き始めたダンナ。
ところが教室の校長先生は、全く英語が話せず。
「あんなレベルの英語で、よく英会話教室がやれるよな！」
ダンナいわく、校長先生は売り方が上手いので、なんとか経営できてる感じ。
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ただ、月謝が相当高いのと、周囲になにもないロケーションの悪さで、生徒数は徐々に減っているそうで。
「少なくとも、もっといい場所で教室開かないと！」
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実は我が家の近所は都市開発が進んでいて、２、３年前は山だった場所を切り拓き、プチセレブなファミリー層住宅が次々分譲中。地域の特集本も出てるくらいのマジなセレブ街。（我がマンションはボロだけど）
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我が家近所で教室を開くべきだ！と、校長先生に持ちかけるダンナ。
話半分で聞いていた校長先生も、我が家近所をドライブした翌日、本気で場所を探し始める。
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ところが、分譲住宅だらけなので、賃貸物件はなく・・・。
ほとんどが売地。
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校長先生は血眼になって探し、あちこち電話をかけるも、なかなか見つからず。
この頃になって、校長先生の英語のできなさ加減、ムチャクチャな教授法に、ダンナ不安を覚える。
「場所が見つかればフルタイムで雇ってくれるって言うけど・・・。オレのやり方で英語を教えた方が、子どもは絶対話せるようになると思う」
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もともと自分でビジネスを立ち上げたがっていたダンナ。
これはチャンスと、いろいろプランを練り始めますが、いかんせんカネがねー。
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「誰かオレのために出資してくれる人いないかな～（－3－）」

そんな無茶な。

私は呆れて聞き流してたんですが、本人は大真面目。
「なんで？投資家とかいないの？てか、どうやったら投資家とコンタクトが取れる？オレは成功する自信あるよ？」
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あーはいはい、と相手にもしていなかったんですが。
たまたまブラジリアンショップのメルカドへ出かけたさい、最近はまだ経済的に余裕があるからと、２Ｆの１２００円肉食べ放題のレストランに寄りました。
オーナーのブラジリアン爺さんが、やたらと気さくに話しかけてきて、ダンナと談笑していたんですが、急に雑誌を持ってきて話しこみはじめ・・・。
よし！とばかりに雑誌を破り（持ってきたのになぜ！）、名刺を渡して、外へ出て行きました。
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ダンナいわく、「投資してくれるかも」
えぇぇえぇえ！？
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ブラジリアン爺さんは名古屋近郊に３店舗レストランを構えていて、日本人の友人と一緒に英会話事業にも乗り出そうと、ちょうど計画を立てていたそう。
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「でも小牧市か一宮市でやりたいって言うんだよな。あのあたりは英会話には向かない。住人の年齢層が高すぎる。都市も古い。新しい産業には向かない」
本気かどうかもわからないし・・・で、ダンナ連絡とらず放置。
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そしたらブラジリアン爺さんから電話がかかってきました。
「いつビジネスの話をしようか」
え、本気？？
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そこで我が家近所にその日本人友人（英会話スクール経営の経験あり）とブラジリアン爺さんを招待し、プレゼンしました。
「ここなら絶対成功する！」
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日本人英会話経営者はめちゃ乗り気だったんですが、ブラジリアン爺さんはあまり乗り気でなく・・・。
２人の様子を観察していたところ、どうやら金持ってて教室を開きたいのは日本人、ブラジリアン爺さんは土地を持っていて、そこを活用したい模様。そうなると、小牧・犬山以外で英会話開くのはブラジリアン爺さん予想外。「また電話します」とその日は別れました。
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「もし万が一、日本人が投資してくれることになったとしても、分け前で揉める。それに日本人の教授法は上手くいかないと思う。日本人の英会話にかける情熱は病的だけど、どれくらいの日本人が英”会話”レベルに達してるんだ？」
もう１人、投資してくれそう・・・なアテはあったんですが、このあたりからダンナは自分でやりたい気持ちが芽生え始めます。
が、カネがねー。
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第一、教室を開くなら賃貸戸建てでないと難しいです。マンションの一室では近所迷惑になりますし、格好がつきません。ですが賃貸戸建てになると家賃は９～１３万円と跳ね上がります。
「住宅の集会所は？」
「そんなバッタもんじゃ人は集まらない。一生、集会所から抜けられなくなる。ちゃんと教室として開講しなきゃダメだ」
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そこに、築６０年というボロ家が賃貸に出ているのを発見。
外観はボロですが、室内はリフォームしたばかりの１ＬＤＫ。
築年数が古いので、家賃も月６．５万円と割安。

しかもロケーションがものすごくいい。

というのも、先ほど出てきたセレブ街にあるわけではないのですが、
地元民なら誰もが「雨が降った日には必ず子どもを連れて行く」ショッピングモール・卵１パック７８円で知られる激安スーパーと、新設されたばかりの児童館・子育て支援センター・２００人の園児を抱える公立保育園を結ぶ道路に面していて、しかも角家？（と言えばいいんでしょうか。道路と道路の角）なので、どちらから来てもアクセス便利。
「これならできる！」
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早速賃貸会社に電話、内覧へ。
隣家がゴミ屋、じゃなかった、ガラクタ屋、でもなかった、リサイクル業者さんとかで、窓を開けると一面ゴミの山。
そちらの窓は全面カーテンで覆うとして、もう片面の窓は道路に面しているのでＯＫ。
広々としたリビングと、部屋が一部屋。教室にぴったりです。
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ところが日本の賃貸事情の落とし穴。入居時には家賃×５．５ヶ月分の初期費用＝約３５万円かかります。
「ばっかじゃねぇの！？保証金１ヶ月と家賃で、なんで入れないの！？」
ソウデスヨネー。カナダはほんと入居ラクだったわー（遠い目）
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払えない・・・わけではありませんが、教室用の椅子や机、棚、教材などを購入することを考えると、クレジットからキャッシング限度額ギリギリまで借りて、やっと、という形なので、やや予算オーバーです。
「でも今はじめなきゃ、家が取られてしまう。あんなにいい条件の場所はないよ！」
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でもカネないし・・・で、ダンナ、日本にいる外人友に片っ端から声をかける。facebookでメキシコにいる金持ちの友人に商談を持ちかける。ですが・・・
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急に帰国したり、連絡取れなくなったり、なんだか友達が減った感・・・。切なすぎ。
在メキシコの親友の１人がパソコン販売店を営んでいるので聞いてみたところ、「なんでもっと早く言わないんだ！クリスマスにアイスクリーム屋始めるのに投資しちまって、金ないぞ！」
冬にアイス・・・屋・・・。
「うまくいったら、２、３年でパソコンの店の方は閉めるんだ＾＾」
意気揚々としていたそうで。
「あいつ、あと２、３年で倒産するかもしれん」（ひでえ）
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私の日本の家族
父→またしても消息不明。
母→とってもとってもいい人ですが、金遣い荒。
弟→恋人の家族宅にて居候 in 徳島県。
⇒無理。
ダンナの家族にも聞いてみました。
母→家族から反対に合う。「そんな高額な金あるか！」
（ちなみにお父さんは亡くなってます）
⇒無理。
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あと一歩なのに・・・。
「もう２、３年、待ってみたら？」
「２、３年の間に、またヘルニアが再発したらどうする？オレはもう３７歳、あと半年で３８歳なんだ。一生雇われの身なんてごめんだ。自分でビジネスを始めたい。やみくもに始めるんじゃない、これなら成功する確信がある。これがラストチャンスなんだ」
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でもないものは仕方がない。

歯をぎりぎり食いしばりながら、もう無理かな、と諦めていたそのとき。

再度例の賃貸戸建ての情報をネットで確認したところ、


家賃５．７万円。


家賃、下がってる・・・！
家賃が下がれば、同時に初期費用も下がります。
さらに広告掲載時期を確認したところ、掲載は６月から。つまり、最低４ヶ月は空き家だったことになります。空き期間が長ければ長いほど、大家さんにとってはマイナス収入。しかもリフォーム済みなら、早く賃貸に出してリフォーム代を回収したいところでしょう。
そして、今は賃貸業界にとって閑散期。
↓
賃貸会社に再度電話。
交渉＋月中の入居で、初期費用が約１０万円下がりました！

すごくギリギリな生活ですが、なんとか借りられそう！
そして先日、賃貸契約を結んできました。


ダンナも正式にいまのパート先に退職を伝えたところ、校長先生にかなり引き止められたそうで、
「もうすぐ分校ができるのよ！できたら月収２５万円で雇うわよ！」
とまで言ってもらえたそうで・・・。

だったらそっちのがよくね？（大真面目）

「いや、でもあの校長先生がいつまで英会話教室を続けられるかわからない。言ったろ、一生雇われの身は嫌なんだ。自分のビジネスで稼ぎたい。いまトライしなかったら、一生後悔する」

まぁ講師経験ができたら、他の仕事探すのにも有利にはなるかなと思います。
ヘルニアのこと考えると、今後の働ける期間も不安が残りますしね・・・。


１０月下旬から私の失業保険が最大５ヶ月間おりるのと、ダンナの今の収入と結婚式の牧師のパート職で、しばらくは大丈夫・・・半年以内に安定した生徒数確保を目指します。
それまではまた、クレジットカードのリボ払い生活・・・。
今回の出産でいろいろお金がおりて、ようやく返済終わりそうだったのに、な・・・（遠い目）


これも経験と考えて、チャレンジであります。
私も、次は教員関連の仕事をしたいなと思っていたこと、子どもを預けながら働いてたら、預ける費用で結局収入は激減することを考えれば、１年くらいは挑戦できるかなと考えていたり。
教材マニアな私としては、いまから教材探しつつムフムフしていたりします。