2012年9月12日水曜日

和解しました

数日前、男女雇用機会均等室から連絡があり、出産を理由とした雇い止めについて、派遣会社との和解が成立しました。
調停内容は非公開なので詳細は書けませんが、まー・・・内容的に結果オーライになった感じです。
あくまでも「自主退職と聞いています」の主張は曲げなかったそうですが。

日本にいると、赤ちゃんてなんとなくウェルカムでないように感じます。
もちろんオムツ交換台や授乳室、児童館など、施設は整っているけれど、人が、なんとなく、赤ちゃんいることに眉をひそめる場合があるというか。

ダンナが以前、工場の仕事の面接に行ったさい、私が車で送っていって外で待っていたんですが、「やっぱり言葉が通じない。通訳して」とオフィスまで呼ばれたことがありました。
「赤ちゃんいるけどいいの?」と聞いたら、「大丈夫大丈夫。日系ブラジリアンばっかりだから」。

m子を抱っこしておそるおそる中に入っていくと、「見て~vv赤ちゃんよ~vv」と歓声があがり・・・。
「抱っこしてもいい!?」
「ど、どうぞ・・・」
その後、仕事内容の説明の間、息子はずっとみんなに抱っこされたりあやされたりしてました。
それも皆さん、心から楽しんで!赤ちゃん好きでたまらん!といった感じで。
仕事の面接でって、こんなの日本ではありえない。

出産後、派遣先の人たちとは仲がよかったのと届け物があったので、息子のお披露目がてら挨拶に行ったのですが、オフィスの中に入ったとたん、「え、赤ん坊?ここ職場ですけど?」テキな雰囲気に。
気のせいかもしれませんが、「あー、かわいいねー^^」とちょっと顔見たとたん、速攻仕事戻りますという・・・。や、たしかに仕事中に行ったせいもありますが(でも勤務中の時間指定されたし)、すごく居心地悪くってそそくさと帰ってきてしまいました。

産後の仕事復帰に関しても、ほとんどの職場仲間が応援してくれてた・・・と思うのですが、明らかに「空気読んで辞めろよ」と陰口たたいてる人がいるのも知ってました。

子ども産むのって、そんなに悪いことなんかな。
仕事をクビになるほど、やっちゃいけないことなんだろうか。

例えばブラジル系レストランに行くと、別に「子連れOK、歓迎」なんぞを高らかに謳ってなくたって、店員さんはやたらと、「カワイイね~!歳いくつ?ホラ、これで遊ぶ?」とやたらと絡んでくるわけです。
店内環境は全然ベイビーフレンドリーじゃないけれど、息子のゆりかごを置くスペースをわざわざ作ってくれたり、娘にジュース持ってきてくれたり、ベビーは愛されてるなと感じます。

一方、普通のレストランだと、ベイビーフレンドリーを謳ってるか、個室・座敷系でないと、周りの視線がツライ・・・店員さんによっても、やや白い目向けてくるというか・・・いや、気にしすぎなのかもしれませんけどー!でもメキシコにいたときは、そんなこと全っ然気にしなかったのに!月齢の違い、か!?
まぁただの文化の違い、私の気のしすぎ、なんでしょうけれども。

以前、友人が「子どもはいらないけれど、老後に世話してくれる人は必要だから、年齢計算すると今のうちに産んでおかないとまずいよね?」と話していて、そういう気持ちで育てるぐらいだったら産まない方が彼女とその子のためだと感じたことがあります。
これは極端な例ですけど、そういう計算のもとで産んでる人もいるんじゃろうなー。

ただ、外出先のベビー施設はやっぱり日本の方が整ってるし、ずっと安全で清潔。
完璧な国はないですよね。


1 件のコメント:

ロブさん さんのコメント...

mayukaさん>おぉう!消えてしまうとちょっとショックですよね;コメントありがとうございます!><

そうそう、あんまり自覚したことなかったですが、赤ちゃん慣れしてない人が多いんですよね、日本て。悪気があるわけじゃないんですが、「どう扱えばいいかわからない」テキな・・・。赤ちゃんはヒトというより、アニマル扱いな気がします。メキシコだと赤ちゃんでもちゃんと話しかけたり、ヒト扱いを受けるんですよね(笑)そこはすごく違いを感じます。

ヒトはメキシコのが断然あったかいと思います!治安も、日本は子どもをランダムに狙った事件が多いので(旅行鞄に詰められたりとか、誘拐・密室に閉じ込められたりとか)、どっちがいいのやらわかりません。完璧な国はないですねー´`